ここ数日、中国各地の人々が「九?一八事変」80周年を記念して様々な行事を行い、「国辱を忘れず、平和を大切に」を呼びかけています。
18日午前9時18分、中国東北部遼寧省の瀋陽市では鐘が14回つかれる中、防空警報が鳴り響きました。また、吉林省の長春市や黒竜江省のハルビン市でも防空警報が鳴り、「九?一八事変」80周年を記念しました。
吉林省の長春市にある偽満州国皇宮博物館で17日、1000人を超える人々が集まり、「九?一八事変」80周年記念イベントを行いました。またこの日から、当博物館では、「中国侵略旧日本軍犯罪証拠品展」が開かれました。その他に、遼寧省の瀋陽市で、東北義勇軍記念広場の建設工事が終わり、広場では、東北義勇軍と抗日連合軍の代表人物11人の彫像と、長さ200メートルに及ぶ中国東北部の軍隊と大衆の抗日戦争の記録を刻んだ記念碑が建てられています。
山東省の青島市では、「九?一八事変」80周年を記念し、民間人が収蔵した中国侵略旧日本軍犯罪証拠品展示会が開かれ、200点を超える展示品が、中華民族が嘗め尽くした悲惨な屈辱的な歴史を現しています。
また北京でも、東北抗日連合軍に関する貴重な文献を展示する展示会がまもなく開かれます。(劉睿、kokusei)