北京で大鐘寺と言えば、多くの人がインテリア商業区や家具販売市場、アンティーク取引場を思い浮かべるかもしれません。大鐘寺そのものと境内にある国宝級の文物を連想する人は少なく、ここには古鐘博物館があることを知る人はさらに少ないでしょう。
現在、駅周辺には中国政法大学、中央財経大学、首都体育学院などがあり、文化的な雰囲気が感じられます。
観光スポット
大鐘寺古鐘博物館(大钟寺古钟博物馆)
大鐘寺はもともと覚生寺という名前でした。清代には重要視されていた寺院の1つで清代の文献によれば、北京には291箇所の寺院があり、このうち大鐘寺は万善殿や万寿寺に続くものでした。創建は1733年で雍正帝の命令で造られました。現在寺院の山門の上に掲げられている額は雍正帝が書いたものです。
かつて寺院に残された文物は多くが失われましたが、博物館には永楽大鐘と鐘器が収蔵されています。もともとは寺院のものではありませんが、宋代のものもあります。最大で最古の鐘は永楽大鐘で、寺の名前はこの鐘に由来しています。
アクセス:地下鉄A出口出て、北へ。北三環路をそのまま渡り、北三環路に沿って西へ徒歩5分。
愛家国際収蔵品交流市場
2階に分かれた市場は、翡翠、水晶、奇岩、陶磁器、切手、紙幣、古玩具などを扱っています。
アクセス:地下鉄A出口出て、北へ。北三環路をそのまま渡り、北三環路に沿って西へ徒歩6分。
グルメ
清真美食苑
新疆料理のレストランです。羊肉は全てバインゴリンから空輸されたもので、本場の味が楽しめます。自家製のヨーグルトもオススメです。
アクセス:地下鉄A出口出て、西へ歩き四道口路で左折、そのまま南へ。