省エネ建築に力を入れている中国は、2020年までに、新築の建造物に占めるグリーン建築の割合を30%超に引き上げることを目指しています。
グリーン建築(循環型建築)とは、資材寿命内で最大限に省エネや材料の節約を考慮し、環境と自然にやさしい建築を目指すものです。関係筋によりますと、中国政府は低所得者向け生活保障住宅などの建築に対し、2014年までにグリーン建築基準を全面適用する計画です。また、2020年までに、建築やその使用におけるエネルギー消費および資源消費を、現段階の先進国のレベルに近づけるか、または到達させるよう取り組んでいきます。
これについて、専門家は「建築分野で省エネや排出削減を推し進めることは、省エネ、環境保護型建材、新エネルギーの応用などを手がける関連産業の発展を促すにちがいない」と見ています。