写真を見る人々
「日本の現代写真――1970年代から今日まで」写真展が北京の中央美術学院で開催されています。写真展では、森山大道、東松照明、アラーキーこと荒木経惟を含む23人の写真家による76点の写真作品が楽しめます。
これらの作品は、20世紀70年代から日本の撮影芸術が表現の形式で起きた変革をよく示しています。写真展は「変容する社会」と「変容する風景」の2つの章からなり、第1章では社会の個体である人類のシルエット、第2章では都市と郊外の風景にスポットを当てたものです。
東松照明さんの作品写真集「おお!新宿」から
大西みつぐさんの作品写真集「長い夏休み」から
橋口譲二さんの作品写真集「視線」から
主催側は、「展示会を見に来た人々が、写真家達が独特な目線から写真を通して展示した社会や自然風景を異なる側面から読み解き、高度経済成長期から今に至って、変化しつつある日本社会を感知できればいい」との期待を示しました。
この写真展は2006年からリトアニアをはじめ、海外巡回展を行っており、北京での展示は7月13日までです。
潮田登久子さんの作品写真集「冷蔵庫」から
市川美幸さんが望遠鏡?網をカメラの前に置いて撮った作品