上海を拠点とする格安航空会社(LCC)?春秋航空は18日から中国初の「コスプレ?アニメフライト」を上海-大阪便で就航させた。スラムダンクやワンピースなどのキャラクターに扮したスタッフが、旅客と一緒に搭乗し、一味違う約2時間の空の旅を提供する。
上海浦東国際空港の春秋航空の搭乗手続きカウンターでは、「スパイダーマン」のほか、さまざまな人気アニメのキャラクターに扮したスタッフが旅客を迎えた。そして、同キャンペーンの第1便には、キャットウーマンや米アニメ「クルードさんちのはじめての冒険」のキャラクターなどに扮したスタッフ5人が乗り込み、旅客にサービスを提供。旅客の好評を博した。
春秋航空を利用する旅客のうち、25~35歳の若者が約7割を占めている。特に、日本に向かう旅客はアニメを熟知している人が多い。同社は「今後、アニメフライトを長期的に実施していく。また、旅客との触れ合いを強化するため、中秋節(今年は9月8日)やお見合いなどをテーマにしたキャンペーンも計画している」としている。
18日に就航9周年を迎えた春秋航空は中国初のLCC。今年に入ってタイのチェンマイや大阪、シンガポール行きの便などを新規就航させ、国際路線は22路線に達している。