世界一周を目指す世界最大のソーラー飛行機「ソーラー?インパルス2」が22日未明、中国の重慶に続き、南京に到着しました。
「ソーラー?インパルス2」は今年3月9日、アラブ首長国連邦の首都アブダビから世界一周飛行に飛び立ちました。この飛行機は燃料を一切使わず、太陽光発電の電力だけで昼夜を問わず飛行できます。翼は世界最大の旅客機よりも長く、72メートルもありますが、機体は極めて軽く、重さは車1台分の約2.3トンということです。
中国では重慶と南京に立ち寄りました。悪天候のため、重慶到着は予定より10日間遅くなり、その後も重慶で21日間待機しました。南京を発つと、次はハワイに向かう予定です。