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映画「西遊記之大聖帰来」が絶好調 各国に見る「孫悟空」のイメージ

2015-07-20 ソース:news.cn

 

国産3Dアニメ映画「西遊記之大聖帰来」(Monkey King: Hero is Back)が、今月10日から上映されるや否や大きな話題を集め、人々は心のヒーロー、幼年期の大聖を一目見ようとこぞって映画館へ足を運んだ。同映画は6日目にして興行収入2億元(約40億円)を超えるなど、国産アニメ映画の数多くの記録を塗り替えた。新華網が伝えた。

この映画に登場する孫悟空は、これまでの西遊記に登場する百戦無敗の斉天大聖ではなく、法力を失った昔日の戦士であり、冷たく、気性が荒く、それでいて心の奥底に捨て難い義侠心を秘めている。

1957年から20014年の間に、中国、日本、韓国、ベトナム、アメリカで実に46人の役者が孫悟空を演じてきた。正統派の孫悟空もいれば面白可笑しく演じられることもあった。舞台劇やアニメ、ゲームなどに登場することもあった。

1.六小齢童 

 

中国において、人々の心に深い印象を与えた孫悟空役者は六小齢童こと章金莱だろう。章金莱は1982年の全25話のテレビドラマ「西遊記」、1998年の「西遊記?続」、2007年の3Dテレビドラマ「呉承恩と西遊記」の中で孫悟空を演じた。 

2.周星馳扮する「チャイニーズ?オデッセイ」の孫悟空 

 

六小齢童演じる孫悟空に比べ、「チャイニーズ?オデッセイ」シリーズで周星馳扮する孫悟空はどこか滑稽で、多くの80年代生まれの人々にとって忘れられない印象を与えただろう。 

3.堺正章 

 

1978年に日本で撮影されたドラマ「西遊記」では、俳優堺正章が孫悟空を、女優夏木雅子が三蔵法師を演じた。その後日本は1993年、1994年、2006年にも「西遊記」をリメイクしている。 

4.香取慎吾 

 

フジテレビが2006年にリメイクした「西遊記」は顔ぶれが最も豪華だったといえよう。孫悟空はSMAPの香取慎吾が、猪八戒は「電車男」でも有名になった伊等淳史が演じ、木村拓哉も配役を演じた。 

5.ドラゴンボール 

 

日本では役者よりも漫画作家?鳥山明の「ドラゴンボール」に登場する孫悟空のイメージの方が、より広く、深く人々に印象付けられているようだ。アニメ「ドラゴンボール」の孫悟空は、自身の成長とともに多くの仲間との友情を深め、共に地球を守っていくというストーリーになっている。 

6.「THE LOST EMPIRE」 

 

2001年のアメリカ映画「THE LOST EMPIRE」は中国の「西遊記」をアレンジしたものだ。登場する孫悟空、猪八戒、沙悟浄、三蔵法師はすべて金髪青眼のアメリカ人が演じ、さらに三蔵法師は観音菩薩といざこざまで起こすというストーリー。 

 

もしテレビドラマだけではアメリカ人の心に映る孫悟空のイメージを描写しきれていないというのであれば、アメリカRiot Games社開発のゲーム「League of Legends」に登場する孫悟空は、アメリカ人の孫悟空に対するイメージを十分に代表しているといえるだろう。 

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