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「東アジア文化都市・2016寧波」が開幕

2016-04-18 ソース:japanese.cri.cn

中国、日本、韓国による文化交流事業「東アジア文化都市」の今年の中国側開催都市?寧波でのイベントが15日午前、開幕しました。

「東アジア文化都市」は中日韓3カ国首脳が2012年に合意した内容に基づくもので、相互理解を深め、東アジアの多様な文化の発信力強化を図るため2014年に始まった交流事業です。開催地は各国から毎年1都市ずつ選定され、年間を通しての文化芸術イベントが行なわれます。今年は中国の寧波市、日本の奈良市、韓国の済州(チェジュ)特別自治道が選ばれました。

 

  寧波の芸術団体による竜舞い

 

  奈良の太鼓踊り

 

  済州の「四物シャーマン踊り」

寧波国際コンベンションセンターで行なわれた開幕式には、2014年からの各開催都市の代表や市民らが参加し、中国の竜舞いや日本の和太鼓、韓国の伝統舞踊などが披露され、互いに楽しみました。

 

 

 

挨拶に立った寧波市の陳奕君常務副市長は「これまでとこれからの開催都市の努力によって、『東アジア文化都市』という事業は必ずや中日韓3カ国を含むアジア各国の文化と経済連携をさらに密接にし、アジア運命共同体の共鳴を呼び起こすことになるだろう」と述べました。

済州道の金方勲政務副知事は「本日の開幕式がお互いの友情を深め、創造的な文化プラットホームを構築に向けた希望の種子となることを願っている」と語りました。

また、奈良市の津山恭之副市長は「2016年東アジア文化都市に選ばれた3都市がそれぞれの文化を尊重しながら、伝統と創造を響かせ、アジアの平和構築へとつながることを願っている。そして、東アジアの存在感を高め、3都市の絆が今後も末永く続いていくことを祈念している」との期待を述べました。

寧波では今年の末までに、中日韓3カ国の無形文化遺産展や書画展、映画週間、青少年スポーツ大会など100あまりのイベントが予定されています。

なお、2014年の「東アジア文化都市」には中国の泉州市、日本の横浜市、韓国の光州(クァンジュ)広域市が、2015年には中国の青島市、日本の新潟市、韓国の清州(チョンジュ)市が選ばれました。

  

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