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中国メロディー――初雪の北京

2016-11-28 ソース:japanese.cri.cn

 

雪の紫禁城

今週の初め、北京では初雪を迎えました。ひらひらと舞い落ちる雪は北京を一面の銀世界に変えました。今回の中国メロディーは音楽の中に降る北京の初雪についてお送りしましょう。

秋の紅葉が名残惜しさを感じさせる頃、待っていられないとばかりに初雪が訪れます。雪は紫禁城の赤い壁、北京の胡同、山々に跨る万里の長城に舞い落ち、北京はまるで数百年前にタイムスリップしたかのようです。

 

午門から紫禁城に入り、金水橋に立って、太和門前の一対の逞しい銅製の獅子を眺めていると、明?清代の文官と武官が、防備が物々しい紫禁城の中で毎朝、恭しく皇帝を待つ様子を思い浮かべることができるかもしれません。

子供時代、冬になると最も待ち望んでいたのはやはり雪が降ることでした。教室の中から不意に窓の外を見ると空一面に粉雪が舞っていて、生徒たちは今すぐにでも外で雪遊びしたくてうずうずしていました。

 

運動場は雪の楽園

終業ベルが鳴ると、すべての教室のドアが一斉に開けられて、子供達は真っ白な運動場へ小鳥のように飛んでいき、運動場はたちまち楽しい雪の楽園に早変わりです。いつもは厳しそうな先生達さえも子供達と一緒に雪合戦したり雪だるまを作ったりして、雪がもたらした喜びを楽しみました。

初雪の後、北京西山の姿を眺めると、まるで銀色のヘルメットを被る眠れる巨人のように見えます。西山を見ていると、20年前の北京の初雪の日に友人と一緒に牛がひく荷車に乗って、十渡峡谷の風景を楽しんだことを思い出します。当時、緩慢ながらリズム感ある牛の鈴の音を聞きつつ峡谷の美しい風景を楽しんでいると、まるで絵の中に入り込んだようでした。そして、不意に空を見上げると雪がひらひらと、私の顔や木の枝、澄みきった川の中に舞い落ちてきました……

 

雪景色に響く牛の鈴音

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