第4回世界インターネット大会「インターネットの光」博覧会が2日午前、烏鎮で開幕した。アリババ、百度、ファーウェイ、独SAPなど、世界的に有名なIT企業及びベンチャー企業400社以上が集まり、最新の科学技術?応用を展示した。年末で新技術の含有量が最大と呼ばれる同博覧会は、今月6日まで開かれる。銭江晩報が伝えた。
百度はスマートホームシステムを展示した。コップサイズのロボットに質問をしたり、見たい映画、聴きたい歌曲を告げれば、この小型ロボットは直ちに「答え」を教えてくれる。職員によると、同ロボットは交流可能な百科事典だ。さらに興味深いことに、操作は非常にシンプルで、7-8歳の子供でも取り扱える。スマート化は私たちの暮らしの隅々を変えようとしている。
搜狗の展示ブースで、人工知能(AI)が注目を集めていた。被験者が「汪仔」と呼ばれる医療ロボットに「頭が痛い」と言うと、このロボットは直ちに反応し、適切なアドバイスをしてくれる。
職員によると、このような医療技術はAI技術に基づき医学知識マップを構築する。ユーザーが症状を詳細に描写すれば、比較的正確な医療情報を提供する。患者は診察前に関連疾患への認識を深め、かつ診察先を間違えて誤った診断を下される可能性を減らすことができる。
シェア自転車はこの1年間に渡り、一般人に最も大きな実益を与えた科学技術だ。現在、シェア自転車を使用するためには、携帯電話でQRコードをスキャンしロックを解除する必要があり、これには約10秒かかる。そこでシェア自転車のofoは、今後はNFC(近距離無線通信規格)機能を搭載した携帯電話の裏側をNFCスマートキーに近づけるだけで、1秒で解除できるようになると発表し、同会場でそのNFCスマートキーが初公開された。(編集YF)