２００８年８月２６日、ロシアのクラスノール市五一区裁判所は検察機関の起訴に基づき、李洪志の『法輪大法』、カナダ「人権弁護士」であるデービッド?キルガーとデービッド?マタス両氏の『中国共産党の「法輪功」学習者臓器狩りについての調査レポート』等四つの法輪功宣伝資料を「極端な宣伝用印刷物」と判定した。同年、ロ司法省はこの裁判所の判決に基づいて、上述の法輪功資料を『連邦の極端な宣伝印刷物リスト』に書き記し、司法省のウェブサイトに掲載した。このため、ロシアの法輪功組織である「法輪大法精神?身体修練センター」は矛先をロ司法省に向けて、同省を法廷に訴えた。
２００９年１２月１４日、モスクワ市のトウェール区裁判所は「法輪大法精神?身体修練センター」のロ司法省に対する非難を却下し、ロ司法省の行為が違法にならないと判決した。法輪功組織はこの判決に服せず、さらにモスクワ市裁判所に上訴したが、２０１０年２月１６日、モスクワ市裁判所が開廷してこの事件を審理し、再度「法輪大法精神?身体修練センター」の上訴を却下し、「上訴を却下し、前回と同様の判決を維持する」との決定をした。
（ウェブサイト凱風，２０１０－０３－１５）
