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馮少宝はなぜ首を吊ったのか(写真付)

2013-02-06 作者:高瑋

1998年7月10日、江蘇省南京市浦口区法輪功練習者馮少宝は、李洪志の上次元、「天国へ上って円満になる」など屁理屈に迷わせて、妻と幼い娘を捨てて、家で首を吊った。その時、ただ39歳だった。

冯少宝

馮少宝が自殺した時の梁


14年後、筆者は馮少宝のいたコミュニティに来た。スタッフの話から、馮少宝が自殺してから10年以上も過ぎたが、彼の妻は相変わらず悲しさに影響されている。娘の性格も内向けて、人と交流がいやみたいだ。これを聞いた私は馮少宝の妻子を邪魔したくなくなった。あの時の辛い思い出を思わせると可愛いすぎると思ったから。コミュニティスタッフの紹介で、当時馮少宝妻の友達であり、隣人であった孫玉英を訪問した。私たちの目的をわかった後、孫さんはすぐに取材を同意した。

筆者:孫さん、こんにちわ。我々の目的について、スタッフの方から聞いたと思いますが、勝手にお邪魔しまして大変失礼しました。

孫玉英:大丈夫です。コミュニティは毎年宣伝をやっているので、みんなは法輪功がカルトであることは知っています。

筆者:馮少宝の妻子の現状はどうですか。

孫玉英:あんまりよくないですね。以前、馮少宝は家の大黒柱でした。彼に死なせて、妻子の生活は難しくなりました。現在、奥さんの精神状態はよくないみたいで、よくイライラしているらしいです。ちょっとしたことですぐに喧嘩しました。娘は確かに23,24歳ぐらいで、出稼ぎになりました。

筆者:馮少宝のことを知っていますか。

孫玉英:一応知っていますね。その件(馮少宝自殺事件)が起きた前、奥さんと仲良かったです。家はすぐ隣にあるので、よく邪魔しました。その件が起きた以来、行った頻度は減りました。私の印象の中に、馮少宝は器用でおとなしい人でした。人に対して誠心誠意で熱心で、周りの人は仲はよかったです。当時、新華造船工場で働きました。収入はよかったです。工場の仕事は忙しかったが、彼は家事もやっていました。毎日娘を学校に送ったり、迎えたりする以外、料理も作りましたよ。家の大黒柱でした。

筆者:彼はいつから法輪功を練習したのですか。

孫玉英:多分1995年前後ぐらいでした。あの時、いろいろな気功がいて、体が鍛えると言われて、みんなが気功ブームでした。馮少宝はあの時、法輪功の練習を始めたみたいです。私は気功を信じていないから、了解もしていないです。彼はいつも厚い本を真面目に読んでいたのをよくみました。ある時、私は冗談気味で彼に聞きました:馮さん、そんなに文字も読めないくせに、何の本に夢中しているか。その時、彼は神秘そうな顔で「宝物だよ」と言った。話によると、彼は積極的に功を練習したため、泰山あたり練習点の補導員になったそうです。

筆者:馮少宝が法輪功を練習して以来、何か分かったところはありますか。

孫玉英:たくさん変わりましたよ。妻から聞きましたが、彼は毎日時間があったら、家で座禅を組んで法輪功の練習をしました。練習はいつも一時間以上で、口の中に、いつも誰もわからないことを呟いていました。家事もやらなくなり、娘のことも関心を払わなくなりました。会社の出勤は時間を守らなくなりました。そのため、会社の人は家で訪問したこともあります。法輪功を練習して以来、彼はボーとした感じで、隣のひとをみても挨拶をしなくなりました。時々、人を向けてニヤと笑ったりしました。我々はひょっとしたら、馮少宝に精神状態がおかしいじゃないかと思いました。

筆者:奥さんと娘は法輪功を練習した彼にどんな態度でしたか

孫玉英:非常に反対しました。奥さんは彼と何回も大喧嘩しました。しかし、効果はなかったです。逆に奥さんが上次元への邪魔だと彼は責めました。10歳の娘馮娟に言ったことはあります:「法輪大法」を学んだ人はそんな簡単に死なないから、ナイフでやってみてください。それを聞いた馮娟は怖くて、泣きながら、うちにきました。お父さんは狂ったって。その後、馮少宝はだんだん法輪功に溺れて、幻覚もできました。娘が鏡に貼ったアライグマ模様のシールを化け物とみて、全部剥げました。娘の筆箱にあった象の模様をサンドペーパーで磨きました。娘は彼がひとりで家にいる時、家を入りたくなりまして、よく我々の家に来ました。娘は「お父さんは狂っています。帰るのは怖いです。」と言いました。

筆者:当時(自殺)の状況はどうでしたか。

孫玉英:あの時、私は家で洗濯をしていました。急に馮少宝の奥さんの悲鳴、と大泣き声を聞いたので、隣の人たちはみんな彼の家へ行きました。びっくりしましたよ。馮少宝は炊飯器電源のワイヤで自分を部屋の梁に首を吊った光景は非常に恐ろしかったです。奥さんは泣きながら私に言いました、死ぬ前に、馮少宝は彼女に言いました:もし48時間後、彼は起きないと、探さないでください。彼はもう天国にいたからですと。

後記:馮少宝は自分の法輪功ノートの中にこう書いた:「我々の主人はだれなのか。本当の親は天国に我々をみている。我々が帰ることを期待している。我々はみんな帰りたい。」上次元になるため、いわゆる天国へ行くために、馮少宝は愛する妻と幼い娘を捨てて、首を吊った。元々幸せな三人家族はこれで法輪功に潰されました。永遠な傷だけを残っている。

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