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悪魔祓うため、藍紹維は妻を殺害

2015-10-22 ソース:kaiwind.com

藍紹維と妻魏志華は法輪功の練習をしていた。2001220日、妻の「悪魔」を祓うため、藍紹維は妻の鼻と口を塞ぎとめて死亡させた。当時、魏志華は35歳であった。法輪功マニア十数人はこの悲劇に参加し、自分の目で見た。 

                                                                                                                                                        
       
  王金銀
 

 

藍紹維と妻魏志華  

  

藍紹維と妻魏志華は四川省綿陽市三台県の出身である。夫婦二人は1992年からシンセン市に出稼ぎに行った。199610月に夫婦は法輪功の練習を始めた。2001220日、妻の「悪魔」を祓うため、藍紹維は妻の鼻と口を塞ぎとめて死亡させた。当時、魏志華は35歳であった。法輪功マニア十数人はこの悲劇に参加し、自分の目で見た。 

事件が起きた一年前、藍紹維の母はシンセン市へ家族を会いにきた。夫婦二人と一緒に法輪功の練習を始めた。その後、四川省に戻っても練習を続けた。病気にかかっても、治療はしなかった。20008月、藍紹維の母の病状は重くなったので、母親の世話をするため、藍紹維は妻に実家を帰らせ、法輪功の練習を一層強化するように要求した。二ヶ月後、母親は病気でなくなった。死んだとき、体重は25キロしかなかった。義理の母の葬式を終えた後、魏志華はしばらく実家に子供の世話をした。義理の母の死は魏志華に強い刺激を与えた。彼女は李洪志と法輪功について疑いが生み始め、不安になってきた。 

20012月、魏志華はシンセン市に戻った。夫が北京へ法を守るに行ったのを聞いた彼女はますます緊張した。そして、親友王金銀が借りた部屋に引越しした。その部屋は竜岡区布吉鎮大芬村芬竜6巷にある。そのも多数法輪功マニアがよく集会する場所である。しばらくしたら、魏志華は精神異常が出て、直接師匠を非難した「李洪志このやろう、義理の母はそんなにいい人なのに救ってくれない。」 

ある日の昼間、魏志華は部屋の中から出てきた。王金銀を引っ張って言った「私はいまほかの空間にある方と連絡した。李洪志も言った、われわれを連れて母を救う。」そして、李新輝、王金銀は魏志華に「悪魔」が憑依したと認定した。魏志華に憑依した「悪魔」を祓うため、彼らはほかの法輪功マニア数名を呼んでもらい、78人は二つの組にわけて、魏志華を囲んで経文を読んだ。その後、師匠の法の像を彼女の前に置かれた。しかし、魏志華は相変わらず大声で叫んでいた。李新輝などは北京から密かに河南省に帰った藍紹維に、早くシンセンに戻って悪魔を祓おうという内容の電話をした。 

218日午後、藍紹維と法輪功マニア欧陽傑と一緒に汽車を乗ってシンセンに帰った。ほとんど精神異常になった魏志華と会った。魏志華は夫を見ると、「藍紹維、われわれはだまされた!」と言った。藍紹維は妻の話を聞き入れず、ほかの人と同じように、彼女に「悪魔が憑依」していると思った。 

219日、集められた法輪功マニアは多くなってきた。その夜、10数名法輪功マニアは魏志華を囲んで、大きいな声で経文を読んだ。魏志華は絶えずに逃げようとしたが、何回も引かれた。 

知らないうちに、夜が少し明けてきた。欧陽傑は魏志華の逃げは大法に損を与えると心配した。そして、藍紹維は彼女を縛るのを提案した。王金銀、李新輝、丘宜香、欧陽傑、藍紹維などは一緒にまず魏志華の両手を後に縛ってから、両足も縄に縛った。 

欧陽傑は魏志華を李洪志の法身の前にひざまずかせ、「師匠に助けを求めろ」と命令した。魏志華はそれを断り、懸命にあがいた。李新輝などは彼女を押さえ、床にひざまずかせられた。ほかの法輪功マニアは周りに座禅を組んで、李洪志の経文を読みながら、彼女のため、「悪魔を祓ってあげた」。 

両手と両足が縛られ、強引に床に跪かせられた魏志華は罵り続けた「お前らやめてください。私は李洪志のいい弟子になれない。李洪志は他人に害を及ぼすものだ。私は彼の弟子になってはいけない。お前らは好きに弟子になりたまえ!」 

魏志華に師匠を罵られ、現場にいた法輪功マニアは怒った。彼女にびんたを食らわした。藍紹維はまず手で彼女の口を塞いだ。その後、欧陽傑から渡されたタオルを持って、魏志華の後から立ち、彼女が罵れないように、手とタオルを入れ替えて彼女の口と鼻を塞いだ。45時間がすぎて、現場10数人の法輪功マニアの経文の中、魏志華は徐々に抵抗と叫びをしなくなり、頭も下げた… 

ずっと抵抗してきた魏志華が倒れた様子を見て、現場の法輪功マニアは興奮した。欧陽傑はみんなに、魏志華に憑依した「悪魔」を祓ったを教えた。みんなはそう信じた。師匠が霊験を表し、魏志華の「元神」を取り戻すのを信じた。そして藍紹維、欧陽傑と李新輝は手足が縛られた魏志華をベッド上に運んで、彼女の目覚めるのを待った。 

しかし、魏志華は目覚めなかった。夜21時ごろ、法輪功組織の指示に従い、藍紹維と欧陽傑は公衆電話からシンセン市120救急センターにかけた。そのとき、魏志華はすでに20時間以上死亡した。 

竜岡区南嶺病院は120救急センターから指示を受け、すぐに駆けつけた。数分後、救急車は現場に来た。鐘宇明医師は電話通後に言われた「患者」はすでに呼吸が停止した女性だと気付いた。鐘宇明医師はこの情報を死者の夫藍紹維に教えたら、藍紹維は自分の妻は死んでいないと固く思い込んでいた。検査中、死者の腕に縛った痕跡があると長期間死亡したことを発見した。そのため、南嶺病院は地元の警察に通報した。 

竜岡区支局羅岡出張所は通報を受けてからすぐに死者に司法鑑定を行った。検査によると、魏志華は他人に口と鼻を塞いだための機械性窒息死であった。事件の現場に、死者を縛った六本赤い縄も発見した。 

シンセン市法輪功の幹部何堅、程浩、李艶などはこの情報を聞いた後非常に驚いた。師匠の「指図」に従い、大法を維持することはもっとも重要である。彼たちは「悪魔祓い」で人を死なせた情報を漏れると、大法の名誉を傷つけることを心配した。「マスコミに報道されたら、政府から何もいわなくても、一般人は見て分かる。」こうして、彼たちは「家族に何回も説教して、公安にきかれたら病気でなくなったと答えなさい」と要求した。 

しかし、姉魏志華の死を聞いた弟魏貴軍ともう一人の家族は、葬儀場で姉の死体をみた。彼の目で魏志華の腕に縛った痕跡があり、ひざに傷があったのを見た。彼女が病死したことをしんじられなかった。警察は死者の夫藍紹維を逮捕した。しかし、藍紹維はずっと魏志華の死因を白状しなかった。魏志華の死は懸案になった。 

魏志華の死に対し、四川省の親戚に家に預かった三人の子供は知らなかった。2001年夏、藍紹維の姪っ子李逢春はシンセンへ出稼ぎにきた。叔父さんの家に住んではじめておばさんの死を聞いた。彼は何回もおばさんの死因を尋ねたが、藍紹維は教えなかった。これ以上聞かれたら、藍紹維は「あなたにおきていないから言ってもあなたは信用しない。」と返事した。 

2001年7月、当時の事件に参加した法輪功幹部李艶は自らシンセン市警察に通報したため、事件の審理に突破口が出た。この恐ろしい法輪功マニアが「悪魔祓い」で他人を窒息死事件の真相はようやく浮かんできた。藍紹維はその後、法律にしたがい、13年間の有期懲役を言い渡された。 

  

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