ホーム  >  受骗者揭露

全能神が災いをわが家に

2016-05-27 ソース:kaiwind.com 作者:安士龍(口述)華夏(整理)

 

安士龍です。今年40歳、中卒。大同市天鎮県新平鎮新平堡村に住み、一年中ふるさとを離れて出稼ぎしている農民工である。うちは幸せな三人家族であった。妻の渠若芬は今年38歳、中卒、良妻賢母として村の人に知られていた。息子は可愛くて、聞き分けも良く、新平鎮中学校で勉強していた。しかし、妻が全能神に入信してから、幸せなわが家がめちゃくちゃに壊された。  

我々天鎮県は大同市の東北にあり、晋(山西省)、冀(河北省)、蒙(内モンゴル自治区)の境界に位置する。東には河北省の懐安県、南には河北省の陽高県、北には内モンゴルの古興和県があり、「鶏鳴一声三省聞こえる」と言われている。新平鎮は河北省の懐安県と内モンゴルの興和県と境を接している。  

河北懐安では法輪功の修行者と全能神の入信者が非常に多いが、新平堡村は河北懐安の三河村との間には川一本だけである。  

201110月、ある日の午前、妻の渠若芬が河北懐安の三河村にある市へ出かけた時、「キリスト教徒」自称の女の人たちが拡声器を使って「福音」を人々に伝えているのを見た。好奇心に駆られて、妻も人ごみの中で聞いていた。一人の女性「キリスト教徒」が拡声器に向けて大声で叫んだ。「世界の末日はもうすぐ来るんで、愚かな人類も壊滅されます。全能神に従う者しかこの大災難を免れることができません。神が罪悪の人類を消そうとするのです。全能神を信じる人しか救われません。全能神に従う者だけが家の「悪魔」を退治して、幸せな生活を過ごすことができます。家族の平穏無事は全能神が守ってくれるんです。」  

ほかの女性「キリスト教徒」も全能神が至る所に存在するとか、全能神に従ったらたくさんの利点があるとか言って、全能神の組織に入信するようと皆を説得していた。妻は申し分のない人だが、盲信しやすいのである。神様に関することだと聞いたら、とりあえず手を合わせて恭しく礼をするタイプである。女性「キリスト教徒」たちが妻の敬虔な様子を目にして、容易く妻を全能神の組織に入信させ、さらに、彼女たちの要求に従って保証書も書いてしまった。  

2012年春節前の時、私が出稼ぎ先から家に帰ったら、妻がまるで別人のような気がした。私と久しぶりに再会しても少しも喜ぶ様子が見えなく、水もご飯も用意してくれなかった。『肉身が現れる前の言葉』という分厚い本ばかり読んでいて、手を合わせたり、目を閉じてブツブツ何かを言い続けているらしく、とても勉強熱心だった。仕方なくて、隣に住んでいる両親に状況を聞きに行った。  

両親によると、妻が全能神に入信してから、家がめちゃくちゃになり始めた。最初の時は『肉身が現れる前の言葉』を時々読んでいるだけで、普段のように子どもにご飯を作ってあげて、毎日は隣に行って私の両親の面倒を見てくれたが、だんだん、しょっちゅう大勢の男女が家にやってきて、一緒に「教義」を暗唱したり、全能神の歌を聴いたり、全能神の映像を見たりして、家に何日も泊まっていることもあったらしい。その男女たちが一つのベットで寝て修行していたと子どもが言った。これって何のいいことがあるかわけがない。それから、子どもが放課後に家に戻ったら、ご飯も食べられないか家に帰れないかで、仕方なく祖父と祖母と過ごすしかできなかった。昨日も彼女は外から帰ってきて、「福音」を人々に伝えてきたらしい。彼女と会えるのはもうありがたいことだよと両親が言った。その話を聞いた私はかんかんとなった。  

家に帰ったら、怒りを抑え、妻にこう言った。「二度と全能神の修行なんてするな!特にその悪い連中との付き合いは決して許さないぞ!大人しく家に居なさい、さもないとお前の脚を折ってやる!」しかし、思いも寄らなかったのは、いつも私の言いなりで、大きい声で話さない妻が、ヒステリーになって、「その不吉な口を閉じなさい!我々の全能神を侮るな!私は全能神の子である限り、私への不敬が神への不敬だ。神が罰を与えるに違いない!」と私に怒鳴って、『肉身が現れる前の言葉』を持って家から出て行った。私は驚きのあまり動けなくなった。  

気がついたら、急いで妻を追いかけたが、四十歳あまりの男がバイクで妻を載せて、河北懐安の方へ駆けていったのを目にした。その時、息子が帰ってきて、「お父さん、そのおじさんがお母さんとベットで修行していた人だ。また福音を人に伝えに行ったに違いない。追いかけなくても大丈夫よ、いつか必ず戻ってくるから。」と言った。  

七日間が経っても、妻が戻らなかった。私は苛立って、息子を連れて電気自転車に乗って、河北懐安へ妻を探しに行った。大晦日まで探し続けたが妻を見付けなかった。大晦日の夜、私と息子が休むことなく家に向かって、年取った両親と一緒に年を越して、再び妻を探そうと思ったが、その夜十時過ぎ、三河大橋で違反運転して我々を追い越そうとする車に後ろから引っかかれ、息子が川に落ちてその場で亡くなった。彼はまだ十五歳未満!私は橋の地面に投げつけられ、命だけはは逃げられたが、左足を永遠に失った。これ全てがあの全能神めがもたらした災いだ!  

妻の渠若芬が二度と家に帰らなかった。  

2012年冬至直前の時、渠若芬が売春の疑いで内モンゴルの興和県で警察に捕まえた。  

我が家が全能神のせいで惨めになった!皆さんが是非警戒を強め、絶対に邪教全能神に入信してはいけない。私たちの悲劇が皆さんのところで繰り返しないように!  

分享到: