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日本篆刻協会尾崎蒼石理事長に聞く
    
2014-07-25  news.cn  筆者:王衆一 李明慧    

2014年7月25日から8月5日まで北京市東城区にある中国美術館で、中国芸術研究院中国篆刻芸術院第3回作品展および国際篆刻作品展が開催された。作品展では中国篆刻芸術院の研究員たちの作品に加え、香港、澳門(マカオ)、台湾地区、日本、韓国、マレーシアなどの国の篆刻家の作品も展示されるなど、全部で100余名が参加した。今回の篆刻展覧会と国際交流について、日本篆刻協会の尾崎蒼石理事長の話をうかがった。(聞き手=王衆一 李明慧 写真=劉世昭)

———今回の作品展で展示された尾崎理事長の作品にはどのような思いが込められていますか? 

 

プロフィール 

尾崎蒼石(以下尾崎) 私は篆刻も書道もやっています。商(殷)・周時代の古代文字が好きで、青銅器に鋳込まれた文字、印や石に彫られた文字と、秦・漢時代の小篆の一字一字に魅力を感じます。作品を作るときに、秦・漢時代の印を参考にしながら造形を工夫しています。たとえば、四文字を彫る場合、その文字それぞれの造形を踏まえて、偏旁と部首を動かしながら、横と縦の位置や余白を考えます。いわゆるアンバランスの中で、バランスを整えるということですね。

———いつ頃から書道と篆刻を学ばれたのでしょうか? 最初は誰の作品を臨書されたのでしょうか? 

尾崎 15歳のとき、まず高校の先生に書道を教えていただきました。最初臨書したのは、殷・周の金文と董其昌(とう きしょう)、王 鐸(おう たく)の作品です。西周の毛公鼎(もうこうてい)、平凡社が出版した『書道全集』を見ながら臨書しました。20代に臨書した作品は今も自宅に保存しています。

篆刻は自分が好きで石を模刻しました。20歳で長野から上阪し、梅舒適先生に師事しました。

———日本の篆刻は中国由来ですが、日本に伝わってからどのような変化があったのでしょうか? 

尾崎 江戸時代の高芙蓉(こうふよう)は、当時の日本の篆刻に遊びが入りすぎていると指摘し、中国歴代の印譜や文献を研究し、篆刻は秦・漢時代の特徴に戻ったほうがいいと提起しました。

20世紀では、東京の小林斗盦(こばやし とあん)派と、関西の梅舒適(ばいじょてき)派が有名な流派です。小林斗盦先生の派は趙之謙(ちょうしけん)の影響を受け、きちんとした点が特徴です。梅舒適の派は呉昌碩(ごしょうせき)の影響を受けて、あるいは金文を使ったり、雰囲気を出します。

最近はその違いが次第にはっきりしなくなってきて、関東の方もいろと自由な方法を使うようになりました。関西も関東に近いような作品も作ります。今はそんなにはっきりと分けられなくなってきました。

———日本篆刻家協会のホームページを拝見しましたが、小学生の篆刻展覧会もやっていますね。 

尾崎 少子高齢化にともない、篆刻人口も減少傾向にあります。中国の人たちは小さい頃からおじいさんに教えてもらったり、早くから篆刻になじんでいます。日本はそういう風習がないから、次世代を育成するため、日本篆刻協会はいろいろ考えて、今年は小中学生の作品を募集し、「小中学生篆刻展」を開催することにしました。参加した小中学生がその後篆刻の道を進んで行ってくれるかどうかは、今すぐにはわかりません。ただ小中学生に篆刻を経験してもらい、そのおもしろさを感じてもらうことです。この子どもたちが高校、大学、社会人になったとき、この時の経験が必ずや成果を生むと考えています。作品は約550点集まりましたよ。

———書道、絵画などの分野では中日間の青少年交流が行われています。篆刻のほうはいかがでしょうか? 

尾崎 これから篆刻において子どもたちの交流を進めていくように努めます。子どもたちも楽しくなりますね。篆刻ってすばらしいなあと感じてもらいたいです。これから子どもたちの作品の展示会もやりますが、近い将来にその中から20点ぐらいを選んで、中国に持ってきて交流する計画です。一方、中国の子どもたちの作品も日本の展覧会に持って行き、共同で中日両国の子どもたちの展覧会を開きたいですね。

  
 
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