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圧力をかけ説得――批判への法輪功の対抗手法
    
2016-11-18  kaiwind.com  筆者:グレゴリー・グロバ     

 圧力をかけ説得――批判への法輪功の対抗手法

グレゴリー・グロバ  ウクライナ全国記者連盟会員、著名な反邪教専門家 

法輪功は唯一無二でもなく、“完全無欠”の厳粛な組織でもない。ウクライナの新聞業界による統計では、ウクライナの法輪功メンバーは現在約100人であるが、下記の事実からすると、ウクライナ法輪功信徒の平均で10人から20人毎にメディアと衝突している。問題は何か? 

ウクライナで発行されている『工人報』の記者ヴィターリ・スオパキンによると、“2015年秋にジャボロズ市で‘真善忍’絵画展があり、私はその暴力的色彩、政治宣伝及び法輪功宣伝について文章を発表した。発表後、キエフの法輪功信徒が我々編集部事務所に来て騒ぎ、その後スタッフ全員にゴミのようなメールを送って来た。その後スタッフが事務所出入り口の電球が割られているのを発見した。もちろん、誰もこんな程度で司法に訴えようとは考えなかったし、当然、法輪功信徒もよく判っていて、こちらが連中を訴えても連中は何とも思わない。その後、編集部としては、この種のテーマには踏み込まず衝突を避ける事に決定した。当時キエフでは頻繁に集団的騒乱事件が発生していて記者達も落ち着かなかった。”と述べている。 

いわゆる“完全無欠” 

実際、批判文の掲載が法輪功信徒の極端な反応に会うのは『工人報』一社だけではなく、ジャボロズ州『プラウダ』の編集長フラジミール・ノスコフは“我々新聞社は法輪功を批判する文章掲載後、法輪功からの圧力を受けた。いろいろな手紙による説教から誹謗まであったが、特に二点あり、その一、法輪功信徒は報道で触れた事実を顧みず、録音機のように‘法輪功は真善忍’と繰り返すのみ、その二、各信徒の書状では批判に対する過激な反応以外に、中国指導者を非難していた。‘中国問題’以外に彼らと普通の付き合いは無理である。当然、我々は臆せず法輪功関連の記事を掲載する。”と述べた。 

『ドネボペトルフスク総合報』編集長セルゲイ・ウオルペギーは“201510月法輪功信徒が議論に来た目的は、我々に彼らの活動についての批判を掲載させない事であり、訴訟という方法で私を脅した。どこかで勝訴したというが、口先ばかりで判決文も示さなかった。連中は記者達を誹謗中傷し、私が記者達と共同しないよう説得しようとしたのである。”と述べた。 

言いたいのは『ドネボペトルフスク総合報』は未だ法輪功に関する記事を掲載していない点である。法輪功信徒はこの編集長に対して“教育的対話”を行ない、予防を行なおうとしたのである。 

ドネボペトルフスクの『市民報』編集長ヴィターリ・ジェブロフは“我々は2008年から当地の法輪功の組織活動に光を当て始めた。当時その活動は活発で与論と関係者からの非難を引き起こした。すぐに法輪功組織の代表が来て我々の立場を非難し、法輪功をアピールしてから、譲歩として“不攻撃”という形式で協力しないか、と提案してきた。この問題について我々は妥協せず、我々の立場として、もし法輪功が当市で問題を起こせば我々は報道する、もしある組織が邪教だと定まれば我々はその活動を宣伝しない、これが我々編集部の最も重要な政治原則である、と答えた。これは法輪功に対するだけではなく、先鋭的な主義に対するものである。多くの人間が‘問題解決’すべく接触してきたが、もし誰かに屈服してしまうと周囲は、この編集部は圧力を掛けられるし火も着けられる、と判断してしまい、今後平穏が無くなり新聞の独立も捨てられてしまう。”と述べた。 

法輪功の手が伸びているはメディアだけではない。法輪功信徒がウクライナで何度も敗訴したのが思い出される。 

2002年、ウクライナ教育科学省の通信教育部門は“ウクライナ憲法の、教育機構は宗教組織に参画してはならない、との規程により、偽の科学が小・中・高の学校の環境に影響がないよう、教育科学部は法輪功の邪教活動の教育機構への進入を禁止する。”との通告を出した。 

この国家法律を遵守せよ、との通告は影響が大きく法輪功の誣告を引き起こした。法輪功はちょうど所謂“身体強化”の修行普及を進めていたが、ある衛生学校はこの通告に基づき法輪功による校内での講座開設を禁止した。2006年ある法輪功のホームページによると、彼らは教育科学省の“誹謗”に対して訴訟を起こした。結果は公表されていないが明らかであろう。 

2006年、ドネボペトルフスク州の法輪大法組織は『自己意見報』を相手に訴訟を起こしたが、バブーシキン区の裁判所は受理せず、法輪功代表は取り下げざるを得なかった。 

重要な事は、類似の状況はウクライナに限らない事である。Wikipediaによれば、全世界で法輪功の各種メディアに対する誣告は100以上あるが、勝ったのはほんの数件のみである。2005年、カナダのケベック最高裁判所は再三に渡って法輪功の訴訟を退け、“法輪功は批判を受け入れる組織ではない”と指摘した。 

Wikipediaの対応も容易ではない 

電子百科“Wikipedia”は各ユーザーに自由なスペースを提供し、ユーザーはコメントの書き込みと修正に参画出来る。但し注意深いユーザーやお互いの利益の衝突を防ぐため、ホームページには修正規定が設置されている。数年前英文のWikipediaは“科学教”という項目を削除した。この新興宗派はWikipediaを利用して自己宣伝と不利な事実を削除したので検索を禁止された。 

2015年、“法輪功”という項目はロシア文Wikipediaでは頻繁に書き込まれ、ひどい事にある匿名法輪功メンバーが法輪功に不利な情報(例、法輪功に対する訴訟状況)を削除したり、法輪功組織とその支部が自己賛美のコメントを掲載してしかも次々に追加した。こうした過度の修正はWikipediaの規定に合わない。 

Wikipediaを主催する先輩のイリヤ・ボルハチョフは“2013年以前に法輪功項目の内容は不断に修正されていた。法輪功の複雑な歴史と矛盾した名声により、2015年以来も匿名の法輪功メンバーはいろいろ手を出して来る。特に事実として、イワン・ストリエルキー”という法輪功信徒がWikipediaのパートナーを探し出し、有償で法輪功項目を修正するよう要求した。”と述べた。 

Wikipediaのパートナーは、中立と客観原則の破壊を拒絶し、原則を損なう項目は即刻削除しているが、それでも匿名コメントで“自分と仲間に不善をするな!”或いは“法輪功を黒く塗りつぶす事は邪悪であり危険だ”といった書き込みがが出現している。 

今後どうするか? 

もちろん、批判意見には合理的に応じる権利がある。上記の事件に対し、法輪功信徒は編集部に来て自分の観点を述べる事は出来るが、対話は進まない。各地方のメディアは現地の法輪功活動が起こしたマイナスの事件、例えば信徒が仲間を訴えたり、公共の場所や休憩場所で死体を展示したり、信徒が“上に上がる”ために医者の治療を拒否したり、等々を報道する。法輪功信徒はこうした内容に対して何の準備対応もせず、話題を世界政治に転じてしまい、その活動に不満な住民を中国の代理人として彼らを誹謗し、全世界的な陰謀と言い出すのである。 

我々は、他人の意見を衝突や叱責とはせず、自己反省の理由とすべきであり、我々は同じ国土に在り、同じ社会で生活し、もし信仰は違っても法の前では平等であると希望する。もし周りの人を考えず、他人の言論出版の自由を含めた権利を考えず、ただ自分の信仰の自由や集会の自由の実現を望むのであれば、それは成熟した願望ではなく、成年した社会人の生活にはあり得ない事である。 

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