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アラン・ジュスト報告書により、『幸福の科学』はカルト団体を定義する項目のいくつかに当てはまる
    
2017-03-21  kaiwiind.com  筆者:和才雄一郎 程志阳(编译)    

  

    

『変態仮面 アブノーマル・クライシス』をはじめ、様々な映画やドラマでヒロインを務めてきた清水富美加さん。彼女の出家騒動によって、大きな注目を浴びるようになった宗教団体といえば、『幸福の科学』だ。 

ここ最近メチャクチャよく耳にするようになった名前だが、それにしても『幸福の科学』って一体どんな宗教団体なのだろう? 気になるけれど、そもそもこういう質問って誰に聞くのが一番いいのだ? そこが難しい! と悩んでいたところ……まさにピッタリな人が答えてくれたので、回答と併せてお伝えしたい。 

今回、私の質問に答えてくれたのは、菅原 研州さん(Twitter のアカウント名:天神九十五(@tenjin95)さん)。菅原 研州さんは、現役の僧侶(曹洞宗)にして、大学で宗教学の講師もしており、おまけにカルト問題の研究・啓発活動もしているという。 

つまり、宗教にもカルト問題にも詳しい人である。そんな菅原 研州さんに、直球で色々と聞いてみた回答が以下の通り! 

【幸福の科学にまつわるQA 

Q. 『幸福の科学』は仏教の一派なのでしょうか? “仏説・正心法語” を経典としているようなのですが…… 

A. 「いえ、幸福の科学は仏教ではないと考えています」 

Q. 今回、清水富美加さんの件で “出家” が話題になりましたが、一般的に出家をするとどうなるのでしょうか? 

A. 「『幸福の科学』で考えられている出家と、仏教における出家に大きな違いがあります。仏教における出家とは、修行に入るということです。頭髪を剃り、お袈裟をいただき、そのお袈裟を大事にしながら、本人が抱えている悩みと向き合う。それらはあくまでも “自分のために” 行うものです。 

一方で、『幸福の科学』での出家は、“自分のために” ではなく、組織のために身を捧げることが “出家” であるように思います」 

Q. なるほど……。それではズバリお聞きします。『幸福の科学』はカルト宗教なのでしょうか? 

A. 「フランスで、いわゆるカルト団体を定義する項目(※アラン・ジュスト報告書)というものがあるのですが、『幸福の科学』は、その項目のいくつかに当てはまるとされています」 

※ アラン・ジュスト報告書によるカルト(セクト)の定義は、「精神の不安定化」「法外な金銭的要求」「住み慣れた生活環境からの断絶」「肉体的保全の損傷」「子供の囲い込み」「反社会的な言説」「公秩序の撹乱」「裁判沙汰の多さ」「従来の経済回路からの逸脱」「公権力への浸透の試み」の10項目で、そのうち1つでも該当すると、フランスでは『カルト』として認定されるとのこと。 

Q. わかりました。「いくつかは該当」ということですね。ちなみに、幸福の科学といえば、守護霊インタビューが有名なのですが、それについてはどう思いますか? 

A. 「うーん、疑問を呈さざるを得ないですね(笑)」 

Q. 守護霊の降臨は、現実に起こり得ると思いますか? 

A. 「我々の宗派に関わるところでも、恐山ではイタコさんによって霊を呼ぶという行為が行われています。なので、信教の自由という観点からは “信じる人がいることは事実” として認めなくてはならないのでしょう。しかし、私個人としては、容易には信じられません」 

Q. それでは、一般にカルトと呼ばれる宗教と、そうでない宗教(伝統宗教)の違いはどこにあるのでしょうか? 

A. 「一言で言うならば、“誰のための幸せを願っているのか?” という点です。カルト宗教では “教祖に当たる人物の幸せ” が優先的に考えられているのに対して、そうでない宗教は、当事者(信者)本人の幸せを考えている。 

教祖の幸せを願った宗教か、信者の幸せを願った宗教かというのが、カルト宗教とそうではない宗教の一番大きな違いではないでしょうか」 

——以上である。 

     

人物紹介:菅原 研州さん、1975年宮城県仙台市に生まれ、駒澤大学人文科学研究科仏教学専攻〔博士課程〕 博士課程単位取得後退学。現職は曹洞宗総合研究センター専任研究員、愛知学院大学教養部の専任教員、宮城県栗原市曹洞宗満福山城国寺副住職であります。 

『アラン・ジュスト報告書』に関する内容: 

『アラン・ジュスト報告書』カルト構成用件の十項目は、次の通りである。 

(1)精神の不安定化、(2)法外な金銭要求、(3)住み慣れた生活環境からの隔絶、(4)肉体的損傷、(5)子供の囲い込み、(6)大なり小なりの反社会的な言説、(7)公共の秩序に対する錯乱、(8)裁判沙汰の多さ、(9)通常の経済回路からの逸脱、(10)公権力に浸透しようとする企て 

仏下院(国民議会)が調査委員会を設置し、新たに報告書をまとめるにあたり、カルトの本質を「新しい形の全体主義」である、と定義づけたのである。それは、「魚は頭から腐る」のことわざのように、このカルトの問題を放置しておくと、自由と民主主義を抑圧し、最終的には社会全体を「死」に至らせる、という危機感からである。 

そこで一九九五年十二月、下院で採択された報告書が『フランスにおけるセクト』(「セクト」はフランス語における「カルト」に相当する)である。 

これは、調査委の委員長の名前を取って『アラン・ジュスト報告書』ともよばれている 

网址来源 

http://rocketnews24.com/2017/02/18/863922/ 

    

    

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