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“全能神”のために父母は私の結婚式を欠席
    
2017-07-20  kaiwind.com  筆者:劉衛紅    

 

私の家は内蒙古自治区興安盟科右前旗阿力得爾木楊家屯嘎査にある。今年10月1日は私が結婚した日だが、父母の祝福を受ける事が出来ず、ただ兄だけが友人を連れて来て祝ってくれただけであった。父親の劉宝成は2014年の冬に亡くなり、母親の張淑清は全能神を信じて家出して既に10年になる。全能神により私は母親を失い、母親は私の婚礼に欠席しただけでなく、私の高校と大学受験といった大事な時期にはいつもいなかった。

2000年の事から始めよう。母親の張淑清は普段変わった趣味があり、八卦占いが好きで、何かうまくいかないと何人かの流れ占い師に占ってもらう。8月のある日、彼女は何時も通り同じ嘎査の友人である陳銀花の家に出掛けた。ちょうど親戚を訪ねて来た包秀敏と会った。包秀敏は母親に、実家は代々の占い師であり、自分も出来るが普段はしないだけだ、と言い、陳銀花を占った。陳銀花は母親にそっと、包秀敏は十分正確に自分家で過去起こった事を言い当て、未来の予想も大体正しいはずだ、と言った。陳銀花との関係が良かったので、母親も彼女の家に起こった事を少し知っていた。包秀敏が陳銀花の事を言い当てたのを見て、包秀敏に対する疑いが消え、真剣に占ってもらった。包秀敏は偉そうに“親戚の面子もあるので、特別に占ってあげる。しかし必ず私の言う事を聞かないと、天の秘密を漏らすのだから私の寿命が縮んだら謝ってもらっても仕方が無い”と言い、母親が必ず彼女の言う通りにすると承諾すると、包秀敏は母親に“あなたは以前間違った事をしたので、今月月末に災いが起こり、報いはあなたの末の娘に及ぶ。しかしあなたが解っていれば3日後に解決するチャンスがある。3日後、ある人が宝物を持って来るので、必ず出迎える事、この数日間は絶対外出しない事、外出すると災いが起こるので、家で大切な人を待つように!宝物を受け取れば、凶が吉となり、難事が好い事になる。もし外で言いふらすと、天の秘密を洩らした事になり、悪い報いがあるかも知れない。よく覚えておくように”と言った。包秀敏の話しは、母親の心に大きな波風を起こした。帰宅後、母親は包秀敏の話しを深く信じて疑わなかった。3日後、陳銀花が一本の傘と『国を救う福音の証し問答』を一冊持ってやって来て母親に“夢を見たが、白鬚の老人がこの天国傘をお前に送らせてくれ、お前に天国傘を送れば永遠に幸福となり、天国の福であり、更には一本の保護傘であって、受け取らなければ以後お前を護れない。それからこの本に書いてある通りにするように、でないとお前は災いを免れられない”と言ったので、母親は慌てて受け取り、厳密に陳銀花の言った通り、その傘を丁寧に箱の底にしまい込み、失うのを恐れて、毎日決まった時間に『国を救う福音の証し問答』を読んだ。母親は小学校を卒業しただけで、知らない字も多く、書物の多くの意味も理解出来ず、一回一回陳銀花の家に行って教えてもらっていたが、いわゆる学習も深くなり、母親は陳銀花の家で行なわれる“交通”にも参加するようになった。

当初、母親の行動は正常で、本を読んでは陳銀花の家に出掛ける程度で、父親と我々は問題にせず、父親などは、そんなに学習が好きなら将来大学生にもなれる、とひやかしていた。自分で努力して稼がないと、人には施せない。このような日々は長く続かず、母親が陳銀花の家に行く交通はますます頻繁になった。最初は週1回だったのが週4,5回になり、食事の準備中に陳銀花に呼ばれると、母親は何も言わず、我々を放ったらかして行ってしまう。私と兄はしょっちゅう多過ぎたり生のままの食事をし、衣服も汚れていて、同級生には仲間と見られなかった。父親の劉宝成は悩み、何度も母親と話し合おうとしたが効果は無く、母親の気が済むようにするしかなかった。内心では、何事も順序があり、母親は我慢強くはないので、時間が経てば自分から飽きて来て放棄するだろうと思っていた。ところが、忍耐力の無い母親が今回は十分頑張り、家の金まで持ち出して供養に使い、生活費も事欠くようになり、父母の間の矛盾は明らかとなり、家には戦争の硝煙が立ち込み始めた。騒ぎが長くなると、母親は陳銀花の家に住んで戻らなくなった。父親は我々を連れて何度も母親に会ったが、彼女は会うのを避けるか沈黙で相対するだけであった。我々の哀願や父親の叱責にも動じなかった。その後私と兄が訪ねると、母親がいなくなっていて、それ以降、母親に会った事が無い。

母親がいなくなり、父親は一人で我々を養育する責任を負った。遂には疲れ果て、2015年の冬に病死した。兄は相談する人も少なく、早くに学校をやめて働きに出て、今も結婚していない。私だけは、父親と兄の支援と保護の下、無理して大専学校を卒業した。私はよく解っているが、もし母親がいて全能神を信奉しなければ、我々の生活は全く別のものになり、様子も違っていただろう。16年経つが、私はずっと母親を恨んでいて、何故幼い我々を捨てて帰って来ないのか、何故よその子供のように楽しい幼年時代が無かったのか、それは全能神が母親を奪い、辛い人生を送らせたからである。それは全能神が私の喜びを奪い、私の家庭を破壊したからである。いつかある日、私の母親が間違いを悟って立ち返り、明るい未来を返してくれるよう希望する。

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