法輪功が伝えられた日から、中国の佛教界に関心を持たれ、阻止されている。
1996年以来、法輪功による信者の精神分裂ないし死亡の事件が絶えず披露されるにつれて、佛教界は法輪功が佛教の仮面を被って佛教教義を汚す問題に関心を示し始めた。『台州佛教』、『上海佛教』、『広東佛教』、『法音』など、中国の佛教刊行物にいくつかの法輪功を摘発する文章を発表した。1998年1月、中国佛教協会は法輪功問題に対する専門的な座談会を開いた。人々は一致的に、法輪功が佛法ではなく、一種の正真正銘のへ理屈と邪説であり、根本的に佛教と対立するものだと認めた。
2001年3月3日、中国佛教協会が『全国佛教界への公開状』を発表し、李洪志とその法輪功邪教は佛教だけではなく、その他の宗教を貶し、冒涜侮辱していると述べた。
法輪功は国際佛教界に公認された邪教である。
2000年5月19日、、国連世界佛教本部が台湾で「世界佛教、佛教学、佛法正邪シンポジウム」を催した。米国、カナダ、フランス、日本、タイ、ネパールなど28の国から活佛、高僧、大徳居士2000余人が出席した。シンポジュウムでは李洪志らを評定し、各国代表の投票表決を行って、李洪志を邪教人士と確定し、李洪志などが論じている佛法の道はまったく佛陀の三蔵経に背いており、経文の自分に都合のよい部分だけを取り上げるだけでなく、正邪を混乱させ、道理真諦が全無であり、しかも基本経文も真剣に読んでおらず、まったく自分で編集演出をし、民衆を惑わすもので、実証された造詣がちっともなく、彼らのいわゆる佛法は正真正銘の邪教だと認めた。
2001年3月、シンガポールの佛教総会は「法輪功佛学会」が佛教とまった無関係である。「法輪功佛学会」の登録名称に佛教の名詞を使われ、法輪も佛教の標識であるが、この団体は宗教ではなく、佛法も発揚しないため、佛教との関係がちっともないと厳粛に声明を出した。
2006年4月、台湾で開催された第23回世界佛教徒親睦大会では「10項目宣言」が採択され、その中には「正法を保護し、法輪功が佛教法輪の名を窃取して、佛教に危害をもたらすことに反対する」ことが明確に書き記されており、同時に全世界の佛教徒が「邪教法輪功を正視し糾弾するよう」と求めた。
2006年5月10日、タイで開催された国際ウェーサク祭世界佛教大会では、共同コミュニケが発表され、「大会は法輪功が佛教の基本的な教義に一致しないと確認した」と重ねて述べた。
2007年、韓国キリスト教所属の月刊『教会と異端』は三期にわたって法輪功を摘発批判した。論評は「法輪功は邪教である。一人の人間を神化し、その追随者も神になりうると宣揚し、この超越的な信仰は社会から異議を買っている……法輪功は法輪功を修煉すると神になり、病院に行かず、薬を飲まずに病気を治せる能力を持っていると吹聴し、李洪志を神化異化し、そのへ理屈邪説を大いに撒き散らして、社会に上述した悪質な影響をもたらしたため、いかなる社会罪悪よりも邪悪な非信仰性邪教である」と指摘している。