【凱風ネット2017年2月14日報道、記者:厲潔、通信員:鄒娟】2016年12月21日、モルドヴァ共和国最高裁判所は最終審の判決を行ない、国内の法輪功組織を取り締った。この判決は2017年2月に発効する。
邪教法輪功は2012年隣国のルーマニアからモルドヴァに入り、2006年以来、法輪功は4回登記登録を企てたが、モルドヴァ政府に拒絶されたため、再三に渡って司法省に対する抗議活動及びその他の違法な公開活動を行なって来た。
モルドヴァ議員のエレナ?ハリノヴァは2013年法輪功を極端主義組織として認定し取り締まる訴訟を行ない、2014年勝訴した。しかし法輪功の控訴により、本件の審議は2016年12月まで引き延ばされた。
これより前、モルドヴァ共和国最高裁判所は2015年2月11日に地方の“法輪大法協会”及び“モルドヴァ法輪功気功協会”を取締る判決を出し、2016年10月7日に“法輪功の標識の使用禁止とそれの極端主義宣伝品リストへの掲載を維持する”原判決を出した。
情報では、最高裁判所の最終審判決後、モルドヴァ中国大使館前や首都中央公園といった公共の場所では法輪功の継続活動が見られなくなった。
モルドヴァ共和国は、欧州東南部に位置し、首都はキシニョフ、面積は33,800平方キロ、西隣はルーマニア、東はウクライナに接し、元ソ連邦の共和国、1991年独立、現在は独立国家共同体国のメンバーである。