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法輪功がどう親族と付き合っているのか

2009-02-24

肉親への愛を大事にし、親族に関心を持つことは人類の伝統的な美徳であるが、「真、善、忍」、「善人」という表看板を掲げた法輪功は肉親への愛を無視し、ひいては親族を傷害する。

法輪功は「神が人間をつくり」、「元神が人間を生み」、ひいては「李洪志が自ら人間をつくる」と宣揚し、人間の生母が真の母親ではなく、元神を生んでくれた母親は真の母親である。真の父母は宇宙にあり、人間が真の肉親がないと言い張っている。

李洪志は「人間の身体の構造は神が造ったものなのである。」(『北米での巡回説法』)

「元神を生んでくれた母親こそあなたの本当の母親である」(『轉法輪』)

早期のビデオ映像で、李洪志は甚だしきに至って、「この宇宙でははわたしは年齢が一番大きく、何回も生まれ変わった父母もわたしがつくったものだ」と弟子に述べている。

「あなたの本当の親は宇宙のあなたが生まれた処に居り、そこだけにあなたの親があるのだ……だからあなたの本当の親は、そこであなたを見ていて、あなたが帰るのを待ち望んでいるのにあなたは帰らず、ここに迷ってしまい、また身内が全部ここにいると思っている。」(『シドニーでの講法』)

「今生あなたの親族であるが、来世他の誰かの親族になるかも知れず、あなたとはこの世での縁だと分かっている。旅館に泊まるのと同じように、一晩一緒に泊まったが、明日それぞれの道を歩む。誰が他人の代わりになれるのだろうか?」(『米国西部国際法会での説法』)

「私たち修煉者を常人と混同していけない……少し厳しく言えば、あなたはもう人間ではないのである。」(『ニューヨークでの説法』)

「修煉者は神の道を歩んでいる。」(『2005年サンフランシスコでの説法』)

法輪功は修煉者を「超常人」と見なし、肉親への愛が修煉の障害となり、肉親への愛を放棄してこそ、円満成就できるのである。修煉者の親孝行、子女への関心、夫婦の愛情に反対する。

李洪志は「親族の情に執着するならば、必ずそのために疲れ、まとわり付かれ、魔がさして、その情の糸をつかんで一生をかき乱されるのであるが、年を取って悔いたところで遅いのである。」(『修者忌(修める者の忌)』)

「この情を断ち切らなければ、修煉することはできない。」(『轉法輪』)

「常人の心を放下できるかどうか、これは真に常人を超えて歩みゆく至難の関なのであある。」(『真修』)

「情、欲を取り去らず、常人の心を放下しないと、旨く修煉できない。常人の中で各種の良くない考えを全部取り去ってこそ、はじめて向上することができ、人間のあらゆる情愛と欲望を放棄してこそ、高次元に向上し、最高な境界に達することができるのである。」(『轉法輪』)

「修して名利情を去り、圓満(成就)して蒼穹に上る」(『圓満功成』)

李洪志は弟子を迷わしており、「圓満」のために、身の回りにいる肉親を含む、あらゆる邪魔となる「魔」を除去してもよいと言っていた。

「大逆の魔は殺すべきである。」(『法輪大法義解』)

「邪悪は救いようがないことろまで来ているならば、レベルの異なる各種の方式を以って制止し、取り除く……邪悪を取り除くことは法を正すためであり、個人修煉の問題ではない。」(『忍ぶに忍べない』)

李洪志に惑わされたため、人間の惨劇が相次いで現れた。

1999年11月26日、河北省任丘市青塔郷の法輪功学習者朱長久は両親が自分の法輪功学習用の書籍を焼却したため、家の中で両親を殺害した。

2001年11月25日、北京市西城区の法輪功に溺れた学習者傅怡彬は自分の手で深く愛してくれた父親と妻を殺害し、成人まで養育してくれた母親を切って、重傷を負わせた。

2002年4月22日、黒龍江省伊春市美渓区の法輪功学習者関淑雲は精神的に法輪功のへ理屈と邪説にコントロールされたため、いわゆる「悪魔除去」をし、数十人の法輪功人員を前にして、自分の手で9才未満の自分の腹を痛めた娘を無残に締めつけて殺した。

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