ここ数年、法輪功が海外で臆面もなく反中活動を働いていると同時に、その精神的なコントロールによる医療と薬を拒絶したり自殺殺人したりした事件も海外で頻繁に発生しているため、西側諸国においては、その反動的かつ政治的な本質と邪教の本質に疑惑を抱いた有識者と普通の大衆がますます増えてきている。法輪功は海外で生存の苦境を抜け出すため、策略を調整し、一部の西側諸国でいわゆる文芸公演をかき集めて、いわゆる「神文化」を宣伝している。法輪功の「神韻夕べ」はレベルが低く、李洪志への歯の浮くようなお世辞と中国への下手な攻撃に溢れ、ますますだまされたまま観た大勢の西側諸国の観衆と華人華僑にあざ笑われている。
このために、法輪功は2007年から、いわゆる「全世界華人コンクールシリーズ」を計画し始め、その主な目的は邪教の文化活動のために人才を探し求めることにある。現在すでに知られているいわゆるコンクールシリーズには、「全世界華人武術コンクール」、「全世界華人バイオリンコンクール」、「全世界華人声楽コンクール」、「全世界華人ピアノコンクール」、「全世界漢服復帰デザイナーコンクール」、「全世界華人人物写実油絵コンクール」、「全世界中華料理コンクール」、「全世界中国舞踊コンクール」、「全世界華人撮影作品コンクール」などが含まれている。
これらいわゆる「コンクール」は主に「新唐人テレビ局」、『大紀元時報』または「希望の声」国際放送局など、「普通のメディア」のように見えるが、実は法輪功の代弁者であるメディアによって主催されている。法輪功はこのようなコンクールを「全世界」の名を付けて、聞こえがいいように中華の伝統文化の源流を探し出すためだと言っているが、これはまったく世間を騙し虚名を得るための手段であり、下心のあるペテンである。
いわゆるコンクールシリーズを以って更なる多くの華人を騙すために、法輪功組織がインターネットを利用して、大量の国内外の文化?スポーツ?芸術界の人々を探し集め、他人の感受をも顧みずに、法輪功人員に電話、ファックス、電子メール、書簡、知人による紹介などの方式で、彼らの「全世界華人コンクールシリーズ」への参加を招かせている。
しかし法輪功のこのペテンは成功していない。現在まで、法輪功によるこれらのコンクールはいずれも法輪功学習者自身が楽しんだりしており、数十人ないし百人前後の参加者しか組織することができないのは普通である。