法輪功に言われた「三退」とは、中国共産党、中国共産主義青年団、少年先鋒隊の組織から退出することである。「三退」は法輪功組織に飛ばされた政治的なデマである。法輪功は、このような方式を通じて、中国政権を転覆しようとする目的を達成できると思っている。
2004年11月末に、法輪功のメディアである『大紀元』が『共産党についての九つの論評（九評）』を持ち出した後、法輪功はすぐに中国共産党党員の「脱党」というデマを捏造した。法輪功はいわゆる「世界脱党サービスセンター」を設立し、当該センターがまた「サービスウェブサイト」を開通した。法輪功のウェブサイトは毎日3～6万人のスピードで「脱党」数字を更新している。この数字はすぐに国内外の人々と法輪功内部の人から普遍的に疑問を持たれるようになった。うそを覆い隠すために、法輪功はまた「退団」、「退隊」といった内容を加えた。
「三退」に出された数字は法輪功が打ち出した政治ゲームに過ぎない。
法輪功ウェブサイトによる統計データから見ると、「三退」人数は毎日少なくとも3万人に達しており、多かった場合、6万余人にも達している。2008年末現在、法輪功に公表された「三退」人数はすでに4700万人を超えている。法輪功はこのような「三退」スピードで中国共産党をいち早く迅速に解体させようとしている。
しかし、事実に裏付けられたように、中国共産党の党員人数は減少していないどころか、毎年150万人近くのスピードで増え続けている。中国共産党中央組織部が2007年10月8日に公表した統計データによると、2007年6月現在、全国の党員人数は7336.3万人で、2002年の中国共産党第16期代表大会時より、642.2万人増で、平均して毎年142.7万人増加し、その増幅が2.1％に達している。
中国共産主義青年団中央委員会は、2007年末現在、全国には団員人数が7543.9万人で、2002年末より557.9万名増、その増幅は8％に達したと明らかにした。中国少年先鋒隊全国工作委員会は、2005年5月現在、全国には少年先鋒隊員が1.3億人いると発表した。
これらの事実に証明されたように、法輪功による「三退」データは荒唐無稽で、信用できないものである。
