「生体臓器摘出」うわさの元――「蘇家屯収容所事件」
「蘇家屯収容所」うわさがすっかり明るみに出された状況に置いた法輪功は、自分が作ったうそをうまく繕うため、いわゆる「法輪功信者の臓器が摘出された」ことは中国のほかにも大量に存在しているといううわさを広げ、国際社会の目線を転移しようとした。
2006年から、二人のデイビッド氏は全力を尽くし、世界中を回って自分の報告書を売りつけた。2007年から2009年にかけて、2年間も未満した期間に、彼らの足跡は「ヨーロッパ、アジア、アメリカとオーストラリアなど44カ国に渡した」。[1]
イビッド?キルガー氏(左)とデイビッド?マタス(右)
中華医学会臓器移植分会の副主任委員石炳毅教授はキルガーーマタス報告のなかに、唯一証人として全名を挙げた専門家である。二人のデイビッド氏は初版調査報告に、いわゆる石教授の話を引用した:「法輪功を迫害してから、2000年から2005年にかけた5年間、約6万例の移植手術がおこなった。」石炳毅教授本人は捏造された引用について非常に怒り、相手のうそを作った目的に質疑した。2007年1月のはじめごろ、BBCはこの話題で石炳毅教授を取材したとき、石教授はある声明書を読み上げた:「私はどんな場所にでもこんな話をしていません。この記録は根拠なしです。この二人の作者はこんな話を捏造した目的分かりません。どんな利益に駆動され、彼らにうそを作らせたのも理解できません。」注意すべきことは、二人デイビッド氏は石教授の声明を無視し、第二、第三版の報告のなかに、この話を引用し続けた。
二人デイビッド氏の報告に出た証拠は大体2類に分けられる。一類はいわゆる「電話調査」など手段を通じて取った証人の話あるいは録音証拠である。しかし、報告のなかに、証人一人さえ確実な氏名、身分、住所、連絡先および証言をもらった時間、場所、過程、証人と面会など提供していない。特に録音証拠そのものの信用性と客観性はそもそも問題である。もう一類の証拠は、作者はサイトからダウンロードした資料あるいはほかの作者を通じて、はっきり書いていない方法でもらった資料である。その以外、二人デイビッド氏は報告書の中に、常識から考えれば明らかにうそである材料を使っている。例えば蘇家屯事件の「証人」アンニの脳外科医である夫は角膜移植手術をしたなど。
[1] 「血まみれな生体臓器摘出」作者はノーベル賞平和賞に指名。大紀元、
(つづく)