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ケースレビュー:王国飛は「圓満」のために首吊り自殺(写真つき)

2010-07-26 ソース:Kaiwind 作者:蘇延テイ(女亭)

王国飛は男性、1968年生まれ、江蘇省塩城市阜寧県羅橋町の出身であり、生前、塩城市航道処の船修理工場で契約社員として働いていた。兄の王国亜と同じく旋盤部品加工の玄人であった。法輪功の修練をし始めてから、王国飛はいわゆる「圓満」を追求するために2005年9月12日に、亭湖区東閘村の庭で首吊り自殺した。自殺現場ではいくつかのCD-ROMと「法輪大法こそ最高、真?善?忍こそ最高」が書かれた紙切れがちらってあった。もともとやさしい妻、可愛い娘と一緒に幸せな生活を送っている王国飛はどうしてこういう行き詰まる道に辿ったのか?

時間は2004年6月に遡られる。その時王国飛の岳父鄧懐六は体の調子が悪いため、王は彼をつれて塩阜病院に行った。病院で、二人は医者である江成会(当院の介入科主任、ハルピン市某院介入科主任、塩阜病院に短期派遣された)に出会い、江氏(法輪功信者)は肺癌末期と診断した鄧懐六に「薬を飲んでもあんたの病気は治られないから、その代りに法輪功を修練しよう」と勧めた。その上、二人に「法輪大法こそ最高、真?善?忍こそ最高」が書かれたお守りを贈った。

家に帰った後、岳父鄧懐六は法輪功を信ぜず、薬を飲み続き、治療した。したがって、幼い時から幽霊や妖怪に興味を持っていた王国飛は法輪功のことに好奇心を抱くようになった。彼は一人で盐阜病院へ江成会と会いに行き、江と法輪功について話し合った。江は王国飛に法輪功のCD-ROMと書籍を贈与し、王国飛にMP3で録音を聞こうと提案した。その後、王は半月ごとに病院へ行き、江と修練の体会を交流し、時間のたつにつれて、落ちれば落ちるほど法輪功の泥沼に陥るようになった。

2005年6月、王国飛の岳父は肺癌で、不幸に病死した。王国飛はこれが岳父が法輪功を信じないからだと思って、いっそう法輪功に溺れた。岳父の百日忌日に、家族は彼に叩頭させたが、彼はぜんぜん耳を貸せず、「岳父は大師を信じないため、私と一緒に修練しないため、死んでしまったのだ。すこしも惜しくありません!」と話した。

2005年9月11日夜、王国飛は座禅を組みながら、「俺はすぐ圓満に達する。法輪世界に赴く」と絶えずに言い繰り返した。王国飛はいつもそうだから、妻も特に気にしなくて、ベッドについた。しかし、翌日、彼女を待っているのは王国飛の自殺であった。

鄧紅霞は夫のことを思い、涙があふれてきた。「国飛はこの功を修練してから、まもなくそれに溺れてしまった。他人と話さえ交わさなく、夜に2時間だけ寝て、毎日ベッドに座るままに修練していた。法輪功の本を隠れられたら、彼は狂うほど焦って、『本をなくしたら、私も死に行く』と言った。」

亡くなった弟を言い出したら、兄である王国亜は悔しくてたまらなかった。「国飛はこの功を修練してから、仕事の時にも廃品を作るばかりだった。特になくなる前の一週間はすごく夢中になっていて、家事も部品の加工もぜんぜんしなく、一緒にテレビをみようと誘っても応じなく……。法輪功は本当に人を害するものだ!」

 

 


Kaiwind.com, 2010-05-19)

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