2008年8月22日午前、河南省栄陽市贾峪町汜川ダムの水辺には、シダレ柳は風のまにまに揺れ動き、魚釣りをするかたかたは落ちついで水面の浮を見ていた。川が澄み切っていて底の魚まで見える。調和ができる雰囲気であった。9時50分ごろ、「誰かが川に身投げをした」という叫び声が川の平和を壊した。ダムの中には、一人の女性が両手で水面をたたき、水中に沈もうとしていた。この状況を見たら、魚釣りをしている金水区の住民である張小伍は、すぐ川の中に人救いに飛び込んだ。五分を経ち、やっと女性をほとりに移動させた。しかし、女性はすでに死亡した。後で来る医者は、水に溺れて死亡だと判断した。
死亡者は誰であった？何で投身自殺したのか？
死亡者は李鳳英と申し、53歳、鄭州市印刷第二工場の定年退職の労働者であり、中原区崗坂路4号院5号楼205番に住み、生前、法輪法の修練者であった。1999年3月、当時の同僚が李鳳英の家に来て、『転法輪』という本を李に送った。その時、李鳳英は興味を持っていなかったが、同僚が李に法輪功を修練しようと勧めたあげく、仕方なく、李鳳英が同僚と一緒に法輪功を修練し始めた。ある時間を通じ、自分の肩凝りと腰痛が和らいできた。このようにして、李鳳英は法輪功の神効だと認め、法輪功に興味を持つようになった。1999年7月22日に中国が法律に基づき法輪功を取り締まった後、彼女は、家で密に『転法輪』を読み続き、他の修練者である「友達」と心得を交流し、時間のたつにつれ、法輪講に夢中になってしまった。李鳳英が李洪志を「神様」と見なし、「師父」である李洪志の言ったことを全部心から確信していた。いつかきっと、自分を守っていた「師父」が自分を連れて「圓満成就」、「次元向上」、「成仏成神」を実現しようと李鳳英が空想していた。
しかし、一生懸命に修練したが、李鳳英が?師父?からの世話を受けたことがないだけではなく、反って心及び体の痛みを受けた。
彼女は、真心がこもっただけあって、?師父?の言った通り、三つのことを仕上げたら、?師父?がきっと世話をするに違いないと思ったが、しかし、事実はその通りではなかった。長期的に法輪法を修練するから、家族が李鳳英に抗議し、家族関係が破裂してしまった。長期的に薬を拒むから、李の肩凝りと腰痛がいっそうに悪化してしまった。ようやく、李鳳英が法輪功に疑いを抱くようになった。2007年10月から、彼女はところどころで?優秀な修練者?に伺い、?私は、真面目に修練していたが、何で『師父』が全然私のことを関心してくれなかったの？原因は何だろう？?と質問を提出したが、誰でも答えられなかった。
信用への迷いと失望が李鳳英の気持ちを挫いた。彼女がいつも一人で落ち着き、沈黙していた。その時から彼女がだんだん法輪功から覚めた。彼女の遺書である?感悟真言?から見て分かる。?李洪志がまず、他人の家族を破壊する。人の家族に矛盾を作り、修練者に離婚させる。だから、修練者の中では離婚率が高い。それから、経済で人に圧力を与える。人を貧乏になる。三番目、法輪功は子供にも離さない。子供の未来を壊す。社会では要するに『名誉を傷つける。経済を崩れる。政府を消滅する。』と言われている。表で見たら中国共産党のせいだが、裏は実にはまさに李洪志の仕業だ。?と書かれてあった。
2006年6月から8月にかけて、李鳳英が時々「『師父』が私を騙した。いまの私は生き続きたくないのだ」と表示した。家族は、李の気持ちを理解したが、自殺する道路に辿ったのは想像もきれなかった。前述の不興はもう発生したが、しかし、迷いたのは、李鳳英が既に李洪志のぺてんを見破ったのに、どうして自殺したのか？筆者が死亡者の遺書の中から答えを探そうとしたが、川に浸されたため、遺書の後ろの部分がもう見えなくなった。李鳳英の死亡は永遠に謎になった。
死亡者である李鳳英
