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馬金友:兄馬建民は腹を切り、「法輪」を探した(写真付き)

2013-12-20 作者:馬金友(口述) 白峰(記録)

編集者:1998年9月4日、華北油田の従業員、法輪功修練者馬建民は家で鋏で腹を切り、法輪を見い出そうとした。結局、出血性ショックでなくなった。年は54歳だった。近日、馬建民の弟、馬金友さんはお兄さんが法輪功に夢中し、腹を切ったことについて語った。  

馬金友と申します。河北省任丘市辛中駅鎮陳辺村に住んでいる。今年は60歳だ。 

 

馬金友

兄は馬建民と申します。華北油田掘削第二会社の従業員だった。法輪功に夢中し、李洪志が自分の身に植えつけくれた「法輪」により、自分は天に昇ると信じていた。199894日の午後、兄は家で鋏で腹を切り、法輪を見い出そうとした。結局、出血性ショックでなくなった。年は54歳だった。 

兄は1964年で兵士となり、兵隊でしっかり職を果たし、技術を習得した。隣村の郝秀穏と結婚し、息子と娘一人ずつ産んだ。退役してから、華北油田の従業員となった。掘削会社の水暖電大隊で働き、仕事への態度がまじめなので、何回も先進労働者と選ばれた。当時の暮らしがつらくても、家族揃い幸せだった。 

 

199212月、馬建民は会社で「先進従業員」と選出された 

会社は油田の従業員にマンションを配ったあと、兄の一家は都市で住むようになり、東風第五団地に入居した。隣人はみな彼が熱心な人だと評価していた。誰が困っても手を貸した兄は、毎日廊下を掃除したり、公共スペースの電球と窓が壊れると、自分で材料を買って修理したりしていた。みんなとの仲がよかった。息子、娘が結婚して家を離れてから、兄は鳥飼に夢中し、数匹のひばりと九官鳥を飼っていた。暇なときに、鳥かごを手に持ち、外で散歩し、幸せな日々を送っていた。 

 

馬建民の遺影 

19964月、兄は身体検査で、高脂血症と高血圧症が発見された。お医者さんによると、薬を飲め、よく運動すれば問題がないと言われた。当時、いろんな気功がはやっていた。彼は効果がいいといわれている気功を聞いたら、修練してみる。ある日曜の朝、彼は工人文化宮に行き、運動している際に、気功の友劉さんが本を持ち、数人となにかを話している様子を見かけた。 

あの数人は劉さんにこの気功を修練すれば、「病気治り、邪気排除、元気湧き」となると紹介していた。兄は劉さんに「何の気功だ」とっ聞いたら、劉さんは法輪功と言い、創立者李洪志師父が修練者一人一人の腹に「法輪」を植えいれる。「法輪」が回転すると、自分が救われる。逆回転すると、他人が救われる。何の病気も治る。うまくいけば、仙人になる。兄はこんなにいい気功があると修練しなきゃと思い、劉さんと一緒に『転法輪』と法輪功を講ずるテープ二本を買い、法輪功を修練し始めた。 

兄は毎朝運動し、夜に『転法輪』を読み、座禅をしていた。すると、一時期の後に、体の動きが軽快となり、元気になったと感じ、血圧もコントロールされたようだ。彼は修練の効果だと考え、薬を飲めば業を消す邪魔になり、修練の妨害となることを恐れ、薬飲みをやめた。李洪志の説法を聞くために、何度も北京と石家荘に行き、23日間がかかっても惜しくなかった。 

1997年に入り、兄は一人での修練に満足できなく、友達を連絡し、一緒に法を学び、修練の経験を交流するようになった。新しい経文が出たと聞いたら、遠いところに行っても手に入れ、家に帰って学ぶほど夢中になった。もともと家事を熱心にこなした兄は別人のようになり、掃除も電球の交換もしなくなった。すきだった鳥も売った。 

向上するために、少ない貯金で法輪功の本とテープを買い、経文を数多くコピーし、無料で隣人と同僚にあげ、みんなに修練を勧めた。彼は「心を込めて修練すれば、師父は法輪を植え付けてくれる。法輪が回転すれば、修練が絶えなく向上し、佛になる」と語った。だれが信じないと、その人と争論し、喧嘩まですることもあった。 

1998年、兄はもう修練の泥沼に陥った。徹夜修練することもしばしばあった。妻は早く休もうと勧めても応じない。私と兄嫁に、修練しているときに体の中の法輪が見え、色が金色で、回転している模様だと話した。私たちに腹を触らせて、回転しているかどうかを確認させた。こんなことをみて、私は怖くなり、兄嫁と一緒に修練をやめようと説得しようとした。しかし、彼はぜんぜん受け入れようとしかなかった。誰が修練を妨害したら、断固と対峙すると公言した。私たちはしょうがなく、彼に任せた。 

19986月のある日、兄はうちで「師父は法輪が私を連れて天に昇ると告げて下さった。私は円満に達する。あなたも修練しよう。そのとき、私たちはみな仙人となる」と話した。私は信じないから、繰り返していった。「師父の最後の伝法だ。修練しなければ、師父は人類壊滅のときに救ってくれない」とか、彼は怒り出したため、私は受け入れたふりをし、彼に帰らせた。 

また一時期過ぎると、ある夜、修練している兄は服を引き裂き、手で自分の腹をつかんで、腹を割ろうとした。兄嫁がやめようとしたが、彼は私をほっといて、法輪が出る、円満を邪魔しないでと叫んだ。兄嫁は怖くて、息子、娘と話し合い、入院し検査を受けさせることにした。しかし、兄は断固断った。家族を邪魔する魔とみなした。また意外がおきることを防ぐために、息子と娘は彼を順番に看護した。 

199894日午後5時半ごろ、私は家事をしている。姪から電話がきて、兄はもうすぐなくなると話した。私はびっくりし、なんであっという間になくなるか、急いで妻と市内に駆けた。マンションの下で大勢の警察はすでに集まった。部屋に入ると、血腥いにおいがしている。お手洗いのドアが開けている。覗いてみると、地面は血まみれだった。兄は血の溜まりのなかで倒り、手が鋏を握っている。腹には15センチぐらいに裂き口があり、腸がでた。体が動いていなく、呼吸がなくなった。 

 

現場の写真 

警察はリビングルームのテーブルで遺書を見つけた。「師父は私がまもなく円満すると話した。法輪は私を連れて昇天する。私が行ったあとに、あなたと子たちも法輪大法を修練し、早く円満に達するようにがんばれ。私は天国であなたたちを待っている」と書いてあった。 

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