ホーム  >  观点

バンコクの法輪功

2012-02-29

バンコクの王宮付近にやってきた。ここまで来て普通はワット?プラケーオと王宮を見ていくというのが普通だと思うが、すでに2回も訪れているし、入場料も高額というのもあるしで、向かったのは、ワット?マハタート。ちなみに、ワット?プラケーオのチケットを購入すると王宮も観光できます。また、その1週間以内であれば、ウィマンメーク宮殿も、入場できますよ。

王宮には入らず、王宮前広場を左折。ここは、大型観光バスが延々と駐車していて、次から次へとツアー客が降りてきます。すでに日本人のパッケージツアーというものはかなり見かけなくなっていて、今や主役は中国からの観光客。

そのど真ん中に中国を糾弾するポスターが貼られていて、拡声器を持った数名が中国語で何か呼びかけていたのであった。

なんだろうと思って様子を観察すると、中国では活動を禁止された法輪功のメンバーであった。一応は宗教の形を取っているが、多分に政治的な活動をしている。普通国外で活動をアピールするならば、その国の言葉でやるものだろうが、明らかに中国人観光客に向けてアピールするもの。

まあ、中国人観光客はこれが何なのかよくわかっていると思われます。ほとんどの人たちは見ないふり、聞こえないふりです。

香港の九龍サイドのスターフェリー乗り場で、やはり法輪功の活動を目撃しました。その時は結構人垣ができていたけど。

この時は人ごとと思い、何となく眺めていましたが、もし、外国で現在の日本の政権の東日本大震災に対する非難を日本語でアピールされたとしたら、複雑な気持ちになるでしょうねえ。それにしても、法輪功はいつからバンコクで活動するようになったのかな。以前はいなかったと思うけど。

 

 


分享到: