本日、サンシャイン近くを自転車で走ってたら、サンシャインの側にある公園でなにやら集会が催されてました。「そーいや、今日はサンクリだったな」とか思ってよく見たら、オタクっぽいのが並んでるわけではなく、プラカードとか横断幕とかシンバルみたいな楽器とか、持ってる人がいて、少したつとデモ行進が始まったりします。拡声器で叫んでる内容を聞いてみると、中国共産党を批判するような内容のことを言ってたりして、なんかの右翼団体かキリスト教系の宗教団体かと一瞬思いましたが、横断幕に「法輪法大好」とか書かれてます。
そうかー、法輪功かー。
確かにちょっとアレっぽかった。(いや、ほら、これカルトですから)
こんなチラシも貰いました。ていうか、自転車で走ってる人間にチラシを渡そうとするな。
チラシの内容がまた振るってて、「中国で生きた人から臓器摘出、売買」とか書かれてます。中国で急増している外人の臓器移植は、政府に連れてかれた法輪功信者の内蔵を使ってて、取られた人は殺されてる(というか、死ぬ)らしい。最近よく見るドイツ人ハーゲンスの特殊な死体処理を使った「人体標本展(人体の不思議展)」での死体も、やはりこうした人たちだとか。
まあ、法輪功だからどこまで本当か知りませんが、本当にあってもおかしくないイメージがありますね、中国は。てか、やってるだろ。
こういう時に、「じゃあこの死体は誰なんだ」と聞いたとしても、「プライバシーのことだから答えられない」とかいわれて教えてもらえないのか?(個人情報保護法とかがうさんくさいのは情報を持っている側の恣意的な選別が行われるからだ)
でも、いろいろ酷い状況にある中国で、法輪功みたいな宗教団体が勢力を広げたりするのって、黄巾の乱とか太平天国の乱みたいでちょっと興奮します。てか、やれ。
>プラストミック標本
プラストネーションという技術で水分と脂肪分を合成樹皮に置き換える。これで死体などをそのままの状態で保存できる。細胞の状態などを顕微鏡で観察できるほど。生体組織を顕微鏡で観察するため標本作りの技術がもとになっていて、1978年にドイツのハーゲンス博士によって完成。
>法輪功
正式には「ファルンゴン」。吉林省の李洪志が1992年にはじめた「気功」を中心に据えた宗教団体。李は政府の圧迫が強くなった96年にアメリカに亡命。全世界で1億人の信者(法輪功側は「学習者」としている)がいるとしている。中国では1999年に全面禁止。
そういや、こいつらの話、最近聞きませんね。