集中講義が終わった翌日2月19日午後に大阪日台交流会で講演した。
講演のテーマは拙著『「親日」台湾の幻想』に沿って、台湾の「親日」を若者の実態から迫っていくもの。同会は中小企業のおっちゃんとか、保守派が多いから、保守系にありがちな「台湾の親日=戦前への賛美」という勘違いを是正する目的。
そういえば、わが講演の前に、法輪功(大紀元時報)のやつらが来ていて、断りもなしに、ビラを配ったり出席者との名刺交換などを求めていたので、頭にきたので追い出してやった。
しかも北京生まれという女性は私を見て「ni是中国人ma?」だと!w
大体、「中国人」なんて、まともに国民統合されていない、単なるフィクション、妄想じゃんかよ!w
「今日は台湾についての話。中国はまったく関係がない。余計なことするなら、出て行ってくれ。台湾は中国人に介入されたくない。中国人が口をはさまないでくれ」といって追い出した。
要するに、法輪功なんて反中共というだけで、「中国人」なんてものを大前提にするところといい、他人に断りもなしにどんどん台湾にも干渉して勝手に自分たちの思想の押し売りをするところといい、まさにやり方は悪しき中国人そのもの、大中国意識という点では中共と変わるところがない。
いや、体系的で論理的なイデオロギーがない分、初期の中共よりもタチが悪い。
「あんたら、変な宗教は要らない」といってやったら、「宗教じゃありません」という。これは統一協会とか、「怪しいものじゃありません」という理屈と同じで、怪しいやつや邪教にありがちな抗弁だ。教祖がいて、自分たちにしか通用しない教義に固執して布教している時点で、宗教というか邪教の典型だろw。
法輪功は、反日、反チベット、反台湾独立という点では、大中華主義集団であり、こんなやつらが中共を倒したところで、「中国」および「中国人」が開明的でまともな国や民族になるはずがない。
これならまだしも正体が明らかで官僚主義がちがちの中共のほうがマシというものだ。これも、ついでにいってやればよかったかなw。
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