科学の発展は哲学世界観の進化へ堅実な基礎を提供している。ある科学世界観の設立はあの時代最新な科学成果を取り入れないものはない。しかし、進んだ科学論理が分ると、正しい哲学世界観ができたというわけではない。19世紀イギリス博物学家ウォーレスは種の進化が「自然選択」の結果である論理をダーウィンと同時に提出したが、その後、彼は「心霊世界」に溺れて、ある催眠術の擁護者になった。ニュートンは近代科学史におき最も輝く人物だが、晩年に「神の第一推動力」を信じて、神学を歩いた。日本東京大学の五島勉教授は有名なロケット専門家だが、現代科学技術を利用し、ノストラダムスの「諸世紀」を解釈し、1999年の人間大災難を大げさに宣伝した。これら著名な科学者はある面において専門家でありながら、知識の組織には局限がある。そのため、彼らは自分にとってよく分らない領域に間違う可能性がある。間違うかどうかは彼らは科学的な考え方、特に唯物弁証法を把握しているかどうかによるものである。
科学論理が分る人は必ず科学的な世界観を持つとは限らない。科学を反対する人は唯心主義と形而上学世界観の擁護者であることに間違っていない。ハイテック時代に、科学の旗を掲揚しながら、科学を成りすましたり、歪んだりして、唯心主義と形而上学の屁理屈を売ろうとするところは、疑似科学とカルトの共通特長である。科学のマイナス面はある人たちは自分の目的を実現させるため、科学成果を歪んで利用されたことがいえるなら、疑似科学はカルトはその症例の一つである。
疑似科学は科学の旗を出した非科学である。疑似科学は近代科学が誕生してから現れた科学と伴った現象であり、科学の格好をつけた封建迷信である。疑似科学は一方的に進んでカルトに進化できる。カルトは宗教、気功あるいはほかの名義を利用し、教祖を神とし、迷信と屁理屈を作り、拡散して、他人を騙し、メンバーを発展、制御する社会を危うく非法組織である。
疑似科学とカルトはたくさんの内容を宣伝している。ここで、科学の旗を掲揚しながら、いかに唯心主義と形而上学世界観を宣伝することだけを披露する。
一、物質と意識の関係を逆らう、精神は物質を決定し、精神は物質を派生する論理を主張。
疑似科学とカルトの世界観は物質の客観存在を根本的に否定する。客観規律の存在なんかは認められない。彼らにとって、人間の主観意識、ある神秘な心霊体験あるいは超自然の神秘な力しか頼れない。人間の主観意識は客観の現実と離れ、客観規律に従わなくても単独的に存在できる。意識だけで外部のものが変えられるし、物質手段を使う必要はない。人間の認識は実践から得たものではなく、生まれつきの能力あるいは修練してえたものだ。すべては科学という旗のしたで進行している。例えば数年前、大人気になった厳新気功師がいる。その人はある科学者と提携し、「科学が気功を救う」という「テスト」をやったそうである。「テスト」の結果は、「人間は物質を触らずに物質を影響できることを明らかに証明できた」、これは「科学の新発見、科学革命の第一声である」と言われた。この「テスト」はその後、厳粛な科学者たちに重複可能原則、対比可能原則に従わず、双盲原則を逆らう厳しく検討できない「テスト」に過ぎないと認められた。厳新は大興安嶺の火災を自分の気功で消したとか、広州にいる自分は清華大学実験室の分子構造を気功で変えられるなどと大げさに言った。厳新は清華大学の教授にもなりたがっている。清華大学の学長張効文から、清華大学から採用書を出してもいい。しかし、捺印の印鑑はロッカーにあるので、厳新自分の気功で印鑑を取り出して捺印してくださいという伝言が来た。その後、厳新は教授の話を二度口にしたことはない。法輪功の李洪志は:「宇宙にあるすべての物質、宇宙に漂ったすべての物質は霊体であり、思想を持ち、宇宙法が違った次元に現れた存在である」と言った。この話は物質と意識の限界をごまかそうとしている。意識の作用を無限に拡大し、超自然、超物質の神秘力を作り出す。
二、「神霊論」を宣伝し、「救世主」と名乗る人もいる。
これは客観唯心主義と主観唯心主義を一つにした。世界には、二つの唯心主義がある、客観唯心主義は物質を超えた神霊が世界を創造した。主観唯心主義は個人の主観意識で世界を創造した。数年前、中国ではやった疑似科学の中に、外気効果がある。それは、外気ならミサイルの移動ルートを変えられる、鉄鉱石を発見できる、農産物の産量を向上させられるなど言った。ここの不思議な外気は超自然と超物質力の別称である、つまり神霊の別称である。しかし、外気は科学の格好をしている。「気功場」、「生物場」、「意志場」などは結構一部分の人間を困らせた。従い、これは科学のふりをした新式有神論である。現在、世界中様々なカルトは、人間の精神を制御するため、いずれも「超自然能力」でメンバーを募集している。カルトの教主はいつも自分が何かの特異機能、霊能など超自然能力を持った、凡人を超えた「神」と言った。例えば「人民寺院」の教主ジョンスは自分がゴッドと言った。「ゴッドの娘」教主バーカーは自分がゴッドに選べた国王であると言った。「オウム真理教」教主麻原は「救世主」と名乗った。法輪功教祖李洪志は「国内外においても、本当に高い次元へ功を伝達したのは、今までわたし一人しかない。」と言った。彼の不思議は釈迦牟尼より「数十万倍」も超え、もっとも大きい「佛道神」、宇宙中至高の制裁者は彼自信であると李洪志は言った。これら大げさな発言は認識論において、典型的な主観「終極真理論」である。
三、科学を中傷し、「認識不可論」を拡散。
科学は人類の自然、社会と考えの認識システムであり、人類進歩の階段である。科学と技術は人類の生存方式と考え方を変え、極大な威力を表した。従い、ペテン師だちは自分の論理に科学というタグを一生懸命に貼り付けようとしている。自分の論理を現在最新あるいは未来を代表する科学にしたがっている。一方、ペテン師たちは自分の危ない目的を成功させるには、本能的に科学を反対したり、中傷したりした。自然科学界に確立されたたくさん基本規律、例えば質量保存の法則、エネルギー保存の法則などは極大量な精密の科学事実に基づいて確立された。しかし、ある疑似科学擁護者はエネルギー定律は逆らえる。「そうじゃなければ、原子爆弾は作れない」。原子爆弾論理を研究した人なら分るが、原子爆弾論理研究に使われた輻射流体力学は質量定律、動量定律、エネルギー定律を方程式組としてベースを作った。ある人は公開的に「一時的に迷信と思われたものは、一時的に科学と思われた可能性がある。一時的に科学と思われたものは、一時的に迷信と思われたことがある。これは人類認識史におき、否定を否定する客観規律である」「科学迷信を作らないように注意してください」以上の言葉はマスク主義認識論を形而上学に解釈した。確かに、人類は成果、科学論理を認識したのは、認識史の中に、相対的な真理である。実践と供に、認識も進んでいくし、科学も発展していく。しかし、それは元々の認識成果の上での発展である。一部分を捨てるだけで、根本的に否定するわけではない。これこそ否定を否定するといわれる。われわれは相対的な真理の真理性を否定していない。同時に、科学論理の真理性を否定していない。たとえば相対論はニュートン力学を代わったけど、否定できない真理性は残っている。つまり、科学は科学である。科学と迷信は決して転換できない。
李洪志と法輪功は現代科学が発展途中で出たしばらくした局限のある部分を掴んで、「現代人類の知識がわかるのはごく浅い部分だけだ。本当の宇宙真理よりはるかな距離がある」「現在のは科学とはいえないーー科学の道は永遠に宇宙の奥義まで測れないからだ」「人類現在の科学は実は間違った基点から発展してきた。宇宙、人類、命に対する認識は全部間違った。したがって、修練している我々は現在の科学を認めない。これは間違いと思った。」この話は、李洪志は認知不可論を宣伝し、科学を反対する立場を見つけられる。その目的は、科学を否定し、自分の終極真理――「法輪大法」を一位にさせる。
四、「宇宙観」を適当に作りあげ、地球「世紀末」のでたらめな論理を拡散。
人類は宇宙に対する認識は、発展しつつプロセスである。最初の「天円地方説」から「地心説」、そして「地動説」、20世紀以来、科学者はビッグバン理論を提出し、現在には宇宙に対する認識は進みつつある。宇宙の起源と変化について正しい認識は科学世界観の重要な証拠である。疑似科学とカルトは関連知識はないくせに、宇宙を勝手に論断している。例えば、李洪志は「宇宙は27億銀河系によって組まれた。この宇宙には限界がある。この宇宙を超えると、もっと遥かなところに宇宙もある。一定の範囲以内、こうみたいな宇宙は3000個ある。」「人は宇宙の各次元から落ちてきた。その次元の宇宙の法の要求に満足できないと、落ちつつある。常人状態までだ。帰らない人は罪業が消されるまで生まれ変わりつつある。そして、地球に何回も禍がある。。。宇宙には悪い人は落ちていく。宇宙の中心――地球まで。地球は宇宙のごみ箱みたい。」わかる人なら、これはあくまで宇宙構造のでたらめな憶測であることがわかる。現代天文学の名詞が一杯作ったけど、まちがいだらけだった。例えば、「光年」みたいな距離単位を時間概念にして、火星の温度は地球温度より高い。彼らは宇宙論をでたらめにした目的は、地球にいる人間を神秘な恐怖雰囲気を演出しようとした。これからはもっと怖い「世界末論」:地球はゴミ箱である以上、何回も禍があり、壊滅されなければならない。李洪志は言った:人類の文明は少なくとも81回周期性の変化がある。「現在、。。。社会は全体として落ちている」「元々の人類社会に戻ると、次元がそんなに高いじゃなくてもいいが、振りかえしてみると、人間、現在の社会は怖い、本当に怖いと分かる。あなたは現在の人類は本当に悪だらけであることがわかる。」「人類はこれ以上落ち続けると、壊滅されるしかない。徹底的に壊滅される。いわゆる形も意識も全部壊滅される。非常に怖い!」この話は文明、社会、政府と逆らっていることをともかく、精神作用から言えば、恐怖の雰囲気を作ろうとしている。人々を驚かせ、「救世主」の言いなりに聞かせる。
李洪志は偶然な例ではない。今世の中に、各カルトは天文現象、自然現象、社会危機を利用し、世界末の嘘を作っている。特に20世紀が過ぎる寸前、ある年ある月ある日は世界末の予言がたくさんでて、人々を心を動揺させようとした。大きな危機感を作り出した。財産を捨てて、カルト組織に参加し、天国までいくのを待つ人もいれば、自分の命の価値を現れるため、もっと意義のある「新しい仕事」を探した人もいた。ヘブンズゲイト教の教祖マーシャル?アップルホワイトは:現代社会は絶望的なものだ。世界を救えるのは彼一人しかないと何回も言った。彼は信者の霊魂を連れて、天国からの宇宙船に乗り、ハレー慧星に連れられ天国へ行く。「オウム真理教」の重要な教義の一つは世界末論である。その教祖麻原は現在すでに「悪魔に支配された時代」になった。2000年に「世界末の戦争」が起きる。人類は壊滅される。オウム真理教に参加すれば、麻原は「世界末最後の救世主」として、死亡人口を世界人口の1/4ぐらいまでに制御できる。この「予言」を信じた人々はカルトに参加し、教祖に従い、狂ったみたいに社会を激しく対抗した道を歩んだ。自殺したり、手銃を撃ったり、毒物を拡散したりして「末日」を迎えた。極端的に悪い社会影響を与えた。
五、命の元を勝手に話し、人は神より作られたと言った。
人はどこから来たのか、それは人類をじっと困らせた問題である。近代科学が生まれる前、「神創論」は統治されていた。ゴッドは人類を創造した神学観念は長期間人の思想を占めた。近代科学の発展につれて、コペルニクスの地動説は神創説を引っ返し、ダーウェインの生物進化論は人類が簡単の低級生物から長期進化した結果だと確認された。現代の分子生物学は有機高分子物質は無機物小さい分子物質から変化されたことがわかった。しかもその結論はラブ室でうまく模擬された。科学が高度発展してきた今、疑似科学とカルトはそれらの科学結論を無視し、目を閉じてほかの生命起源説を作り出した。例えば、法輪功の李洪志は「いろんな方法で作られた(人間)がいる。もっと大きいな神はちょっと思うだけであなたが作られる。すべてのパーツは生きた。まず外形を作り、そして内臓を作るんだ。人間は体が非常に複雑だと思っているが、すべてを悟った神にとってはやさしいことである。」「人間は、人は猿から変えてきたと言った。それは現代科学からできたもので、笑っちゃう。」李洪志の話によると、人間は神によって作ったものだ。地球にいる人間はただ神が人間を作る途中できた不良品である。もし彼の話に信用したら、必ず彼のいいなりになる。彼にもっと高い次元に連れてもらう。科学が発達した今日、現れた新しい「神創論」を投げ出したのは他の目的があるに間違いない。
六、「人体科学」の旗を揚げながら、迷信を宣伝。
人体科学はまずます先端科学になり、人々の関心を浴びてきた。「人体科学研究」「人体特異機能研究」を名義をし、封建迷信を復活したり、お金を騙したり、人の命を取られたりしたことは、現代の疑似科学とカルトのメイン危害の一つである。「中華児女」という雑誌の1995年第三期にある気功師の文章を載せた:「例えば、佛教の釈迦牟尼仏は悟った後、人が天に昇る結論ができて、それは最初の人体科学である。…人間は修練してから、体には霊性が存在するようになった。その霊性は無形な集成回路として存在した。人間が死んで後、この霊性は体から離れ、宇宙の中に漂ったり、ほかの物に憑依したり、つまり生まれ変わることだ。物質は不滅からだ。現在はその秘密を披露し、現代科学と合弁させるタイミングである」「東方気功」1995年第5期に載せた広告の内容は:ある「師匠」に教えてもらうと、第一歩「特異機能ができ、古い時代の人仙境界ができる」第二歩「特異機能ができ、古い時代の地仙境界ができる」、第三歩「特異機能ができ、古い時代の天仙境界ができる」などを載せられた。これは科学か、霊学か、それども神学なのか。ちょっと唯物主義常識を持つ人なら答えられる。西方社会のカルトも科学を利用し、神秘主義を隠した。その中に、心理学と催眠術はよく利用された方法である。ドイツ「科学教」創立者ハベートは人類最も先進的な心霊研究学が発明したと言った。その「ダニティ」精神治療法は人間を徹底的に解放してあげ、最高の精神状態にしてあげる。たくさんの人が騙されて、これを現代科学の新方法としてあちこちに紹介した。これが科学ではなくペテン師のテクニックとは知らなかった。
現代疑似科学とカルトは本質的から言えば、科学を反対したもので、唯心主義神学と迷信が現代社会での再版したものである。しかし、反科学の思想はよりによって科学用語で飾り付けられた。しかも現代科学手段を利用して宣伝して広げている。例えばアメリカのヘブンズゲイト教の散布方式はハイテックを利用したーーコンピューターのインタネットシステムだ。インタネットでチャットをして、信者を招いた。そのサイトは「より高い源」と呼ばれ、メンバーは知識レベルが高いだけではなく、優れたコンピューター専門家も集めた。インタネットを通じて教義を広めることは、世界中自分のショーケースができたことと同じだ。彼らはサイトで言った:「特別なアドバイス、もしネットでヘブンズゲイトという本を見つけたら、ぜひ読んでみてください。いい収穫があるから。」日本の「オウム真理教」の下に「科学技術省」を設置していた。昔「完全救出秘密機械」を開発したことがあった。「脳電波同調機械」つまり電極をいれたヘルメットをかぶると、信者の脳電波は教祖麻原と同調させられる。中国法輪功は資料を集めたり、伝えたり、指揮したりした時もインタネットを使った。皮肉なことは、彼らは現代科学技術を利用した一方、現代科学を中傷していた。
唯心主義と唯物主義、形而上学と弁証法の戦いは人類認識史を貫通する。ハイテックの時代では、科学成果がお互いに利用されたので、時々どっちが正しいなのかは困らせ、迷惑性がある。これは現代の哲学戦争は新しい特徴である。弁証唯物主義哲学世界観は新しい闘争の試練に勝ち、発展させていく。ハイテック時代に弁証唯物主義の教育を行う時、唯心主義と形而上学の新しい形に注意すべきである。そうしないと、科学論理と弁証唯物主義を学んだ青年学生と知識者は疑似科学とカルトに倒された現象が起きる。