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女性の法輪功陶酔者の“崇拝”心理を如何に 打破するかについての概説

2016-12-20 ソース:kaiwind.com 作者:慧然

筆者は長期に邪教者の教育矯正に関与してきたが、法輪功陶酔者と接触する中で、女性の陶酔者が多数を占めていた。多くの女性陶酔者と深く話し合い解った事は、彼女達の心の変化には共通の法則がある、即ち彼女達は往々にして病を取り除き健康を得るという良い願いにより騙されるのであり、実際の生活における様々な原因による挫折に会い、身体の苦痛、生活苦、孤独感から逃れて心のバランスを取るため法輪功を修行し、徐々に李洪志の暗示にかかり、精神的な落とし穴に入り、時間が経っても自力では抜けられず、精神は完全に李洪志の邪説に壟断され、病気にも似た執着と熱狂、偏執心理と本末転倒が表われ、頑迷な陶酔者となるのである。筆者は行動の中で、本心、真心、誠意を以って女性陶酔者が法輪功から抜け出すのを助けて来たが、同時に重要な点として、陶酔者の“崇拝”を打破し、それを基本として彼女達が更に一歩落とし穴から抜け出すのを助けた。ここで何点かをお話しして休憩としたい。  

1.“崇拝”心理とは何か  

李洪志の経文による暗示と脅しにより、大部分の陶酔者が修行した最後の結果は殆ど同じ、即ち李洪志が“神”だと固く信じ、自分の身体は指導者によって“業力”が無くなり、健康が如何なる物かを忘れ、何とかして“3つの事”を行なって“千年に一度”の“円満”を求めるのである。元法輪功信者の陳某は離脱後“実際修行の最後には‘病を取り除き健康を得る’事を放り出し、‘円満’になる事こそが大事であり、誰もが止められなくなった。”と述べた。こうした心理こそが“崇拝”心理であり、特に女性の陶酔者にとって、崇拝心理と“円満”への誘導が更に容易に李洪志に対する信心を深め、理性的思惟を以って問題を考える事が不可能になる。女性陶酔者と相対する際、最も重要な事はこの種の“崇拝”心理への対抗と打破である。  

2.細部に注意し、挫折が生まれた原因に力を入れる  

細かい点が成否を左右する。陶酔者の矯正時には十分な準備が必要であり、状況を全面的に細かく調査し、修行の本当の原因を把握する。女性の法輪功陶酔者は大体人生の途中でマイナス性の事件に遭遇し、即ち挫折体験があり、それが修行者に生活から逃げて法輪功を選択する心理的なきっかけとなり、最終的に彼女達の心理的な偏執と本末顛倒の根源となる。従って陶酔者に挫折が発生した原因の分析に力を注ぐ必要があり、挫折の主観的、客観的な原因を細かく分析してキーポイントの原因を探し当てて対症を行ない、修行者の対応能力を向上させなければならない。  

女性陶酔者の挫折発生原因は大体4つに分類される。結婚失敗による家庭崩壊、疾病原因による経済苦境、職場失敗による人間関係トラブル、封建的迷信による保守閉塞である。それぞれの原因に応じて有効に対症を行ない、彼女達に困難の中から教訓を吸収させ、天を怨んで人をとがめたり、目先の功を焦ったり、“神”の保護を求めるのではなく、倒れた所から立ち上がる自信をつけさせる。  

3.認識を正し、過度に信用する心理について努力する  

挫折は一つの契機に過ぎず、修行者を陶酔させる本当の原因は盲目的な“信心”である。彼女達の執着と熱狂、本末顛倒な崇拝と盲信は、大部分が李洪志の経文の反復的な暗示と関係がある。例えば李洪志が自慢する“仏法は最も深遠であり、世界の学説の中で最も玄妙で超常的な科学である”とか“宇宙は私ほど大きくない”これらは彼女達の心に他人とは異なるという優越感を生じさせ、自分は“悟り人”で常人より優れていると考え、我を忘れて身体が良くなり、道徳が向上し、自我膨張と自我陶酔の状態に陥り、実質的には一種の幻で非現実的な過信となる、この種の盲目的な過信心理は女性陶酔者に最も明瞭である。  

また例えば“病を取り除き健康を得る”という治療効果について、李洪志は集団修行交流の集団的暗示を利用し、修行者に群集心理を以って参加させると、修行後身体に効果があり、どんな病気の事も多く、反復してむやみに語り伝え、修行体験を誇大化する、もし修行で問題が発生しても極力回避して語らず、その修行者が出鱈目を言ったか“大法”通りにしなかったと考える。こうした消極的な大衆暗示は、うぬぼれと執着熱狂を激化させ、一般人とは話もしない女性陶酔者に普通の偏執的心理状態なのである。  

過信し、自分の身体に御利益があった、或いは精神面で昇華したと言う女性陶酔者に対し、彼女達と話し合う過程で筆者は通常は彼女達に直接是非や正誤に言及する事をせず、十分に感情を共有し、心を開き、対決感情を融和し、相互信頼の関係を作り、これらを基礎として十分に女性の本心を引き出し、彼女達の交友範囲を広げ、うまく場面を設定し、陶酔者本人に存在する言行不一致の事実を利用し、第三者の評価を通して、李洪志に対する懐疑から堅固な否定までを促し、最後には自分から過信の誤りを確認させ、進んで教育を受け入れさせ、最終的に完全に邪教から離脱させた。  

4.身体の“御利益”の真相に力を入れる  

一部の法輪功陶酔者が現在に至るまで悟らないのは、法輪功が宣伝している病気の治癒効果をずっと信じているからであり、その中でも女性が多く、女性陶酔者は、自身の病気による苦しみや長患いに対し、法輪功による治癒効果に惑わされ、しかもそれを固く信じてその強さと反復性は非凡とも言える。破壊無くして建設無し、徹底的に身体の“御利益”の真相を打破する事こそが陶酔者を目覚めさせる切り札である。女性陶酔者の教育程度はまちまちであり、筆者は“誘い、押し、引き”を結び合わせた方法で、深く入り浅く引いて女性陶酔者に身体“御利益”の真相を認識させ、李洪志に対する“神憑り”心理を打ち破った。  

第一に“誘い”、“小さな物語で大きな道理を”という方式で導いた。例えば老漁師が魚を釣る物語で道理を説明する、即ち餌で魚を誘うと、魚は小さな食物を食べたために生命を失うという重大な代償を払い、老漁師は最大の受益者となる。こうした物語を使うと陶酔者は自らその情景に入り込み、女性の豊富な情感や生活経験を通して思考させる、即ち自分は食いしん坊の魚なのか?“餌”という小さな利益を得て次に来る結果は?こうした事は自分は損して他人を利するだけなのか?という事を考えさせるである。  

第二に“押し”、事実に即して話し、絵空事によらず、実例を以って修行者同士の誇大な修行体験を覆す。海外の法輪功幹部の事例を挙げ、何故その幹部は病没したのか?米国法輪功本部の幹部である封莉莉は、法輪功メディアから“医学博士”と称されたが、7年に及ぶ懸命な修行にもかかわらず、すい臓がんで治療を拒否して死亡、享年54歳であった。また米国法輪功の“新中国人テレビ”のニュースセンター責任者である李国棟、これも法輪功内部で公認の“優良”な弟子であったが、肝臓がんでニューヨークで病没した。こうした米国で長年修行して来た幹部や優秀な弟子の末路を陶酔者達の面前に押しやり、悲惨な代償に直面させ、彼女達の戒めとし、主観的にも法輪功に対する信念を動揺させる。  

第三に“引き”、理を以って説得する。陶酔者の覚醒を促すためには、徹底的に法輪功治療のうわべの現象を暴露し、気功修練と心理暗示の二方面から入る。気功を学術的にみると、法輪功の組み立てと修行の方向に明らかな問題があり、動作が混乱しており、“法が主で、動作は補助”と強調して気功の世界や現実の世界で存在しない“円満”を追求している。こうした誤まった指導の下、陶酔者は全く気功鍛錬の“三調合一”を会得しておらず、身体の“御利益”に至っては更に気功の効果ではなく自身の健康活動と心理暗示の結果に過ぎない。  

心理暗示からみると、李洪志は経文の中で反復して暗示をかけており、陶酔者には既に過信や幻覚による治癒の錯覚が生まれ、彼女達は健康活動を治癒効果とみなし、心理的感覚を病気根絶とみなしている。筆者が救済活動を通して判った事は、女性陶酔者に対しては特に忍耐強く、反復して、何回も説明し、多くの方法と手段を用いて心理暗示の作用を示し、例えば背理法を使う。法輪功陶酔者である袁某は法輪功を摘発批判する資料を書いたり読んだりする時必ず頭痛や胸の圧迫感があり、身体に不快な反応があり、時には幻聴幻覚が表われ、これは“背反への報い”だと感じている。我々はこういう機会を捉えて袁某に対し、法輪功が標榜している病気治癒は心理的暗示に過ぎなく、報いなどでは全くなく、病気治癒などでは全くない、と説明する。  

5.思考を転換し、“漁法を授ける”方法に力を入れる  

“人に魚を与えるより人に漁法を授ける”。陶酔者が法輪功の落とし穴から完全に抜け出すためには、最後は修行者が自分で自分のぼんやりした精神状態から抜け出すしかない。挫折に遭遇した修行者は強い安全性への欲求を持っており、我々は心理学の知識を借りて彼女達の李洪志に対する“崇拝”心理を完全に粉砕するだけでなく、いろいろな方法で彼女達が考え方を変化させ、新しい習慣や趣味愛好を育て、法輪功の手かせ足かせから抜け出せるよう協力する事が必要である。  

多くの女性陶酔者に対する矯正指導の中で、筆者はいくつかの有効な方法をまとめた、即ちうまく潜在能力を発揮させ、彼女達の新しい習慣や思考を育て、舞踊、絵画、書道、外国語といった才能を見つけ出し、趣味愛好にて彼女達を良い方向に導き、自分の行為を抑制し、徐々に法輪功の影響力を薄めて自信を取り戻させる。  

以上いくつかの分野にて、女性法輪功陶酔者の“崇拝”心理を打破するという事は、様々な心理面、行為面の矯正過程であり、この時我々は充分に女性の感性の特徴を把握し、真剣と誠意を以って彼女達に協力し、色眼鏡で見ず、我々の協力の下彼女達は次第に自我を回復し、社会に復帰出来ると信じるべきである。  

  

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