中日韓記者円卓フォーラムが4日、中国東北部の吉林省長春市で開催されました。3国の記者が共に参加するフォーラムの開催は今回が初めてです。
今回のフォーラムは「中日韓メディアが北東アジアの区域経済協力をサポートする」をテーマに、中日韓3国の30近くのメディアの記者が参加し、北東アジアの区域経済協力の牽引力、相互信頼、協力機構、図們江流域開発の可能性と問題点、防災と復興、マスコミの社会的責任などの議題をめぐり、意見を交わしました。
中国の記者は「世界は新たな試練と困難に直面している。中日韓は、3国国民の根本的な利益やこの地域の長期的な繁栄、安定した発展を前提に、互いに協力し、コミュニケーションを強化しなければならない。円卓フォーラムの構築を通じて、北東アジアの経済協力をサポートし、3国の国民の相互理解と信頼を強化していきたい」との姿勢を示しました。
一方、日本の記者は「相互に客観的な報道をし、国民感情の融和に努めたい」とし、韓国の記者は「北東アジアの区域経済協力において、マスコミが果たすべき責任は大きい」と発言しました。(取材?写真:FUYING)