内蒙古クブチ砂漠
中国で7番目大きく、天津に最も近い砂漠で、多くの愛好者に人気があります。美しい砂丘が連綿としていて、日没も観賞できます。「クブチ」はモンゴル語で、弓の弦という意味。黄河の下部に位置し、黄河に掛ける弦のようで、「クブチ」と名付けられたということです。
天津薊県
天津市北部に位置する県で、多くの名勝古跡があります。黄崖関長城や歴史のある古刹、西周遺址、漢墓群、唐宋元遼墓葬、清王爺陵と太子陵などの古跡もあるので、「文物大県」と呼ばれています。薊県の観光は、まずは古刹?独楽寺から。唐代の636年創建され、遼代の984年に再建、すでに千年以上の歴史を持っています。中国に現存する三大遼代寺院の一つで、古代の木造建築の代表作とされています。薊県の北の郊外にある黄崖関長城は、西暦557年に創建されたもので、海拔700メートルの山間に脈々と連なり、すごく険しいところ。このほか、国家5A級風景区である盘山も薊県の観光スポット。歴史的には72の寺院や多くの玲瓏宝塔、皇家園林?静寄山荘などの古跡が残っており、民国初年に泰山、西湖、故宮などと並んで、中国十五大名勝の一つとなりました。
黄花城水長城
「黄花城水長城」を聞いたことありますか?長城と湖が一体となっているため、この名前が付けられました。北京市内から65キロ離れた懐柔区九渡河鎮にあり、車で1時間半ほどです。雄大な八達嶺長城と違い、湖に映る黄花城水長城は、やわらかさを感じさせます。
ダムが流れをせき止めるため、低い場所にある長城部分が水の中に入ったとのことです。3ヵ所で水に沈むようにたたずむ長城は中国国内では見ることの出来ない光景です。