5月10日から、法輪功の修練者は、一周をかけて西オーストラリアの首府であるパスにある「東方邮報」事務所の向こうで横物をかけ、大騒ぎした。「東方邮報」が「『神韻』巡回公演に隠れた『神韻』」という文章を掲載したことに抗議を提出したのである。
「神韻」巡回公演については、海外のメディアに早い時期から客観的な報道があった。
2008年2月6日(水)、「ワシントンポスト紙」が一面に「鑑賞しにくい中国文化公演」をテーマとする文章が登載された。「政治化すぎる。宗教化すぎる。特に、女の子たちが監獄で虐待される内容が含まれる踊りの部分は、新年の雰囲気にもあわないし、その内容が子供にもふさわしくない」と書かれた。
2010年1月13日、「バンクーバ Daily Sun」がカナダカシ通信社に勤める記者であるラリサの報道を転載した。彼女は冒頭で以下のように書かれた。「実は教えたくないが、もし『神韻』巡回公演のチケットを買ったら、もうだまされたのだ」。
前述のような客観的な報道も法輪功からの非難と抗議を受けた。
(Kaiwind.com, 2010-06-09)