[KaiWind 8月16日 記者君正、韓佳] 2010年8月11日20時45分に、台湾法輪功の練習者である廖淑慧がシンガポールに着き、入国を待っていた。9時に、シンガポール海関に入国拒否された。廖淑慧は「希望の声」国際放送局東北アジアおよび東南アジア地域の取り締まり役である。
シンガポール海関は、8月12日午前廖淑慧を台湾に送り返すつもりであったが、廖が飛行機に乗ることを拒んだため、延期された。8月13日10時25分、廖淑慧が中華航空会社の飛行機に乗り、台湾に帰った。
前述のことは、廖淑慧に対して三回目の入国拒否であった。2007年、廖淑慧は「希望の声」国際放送局台湾地域の記者を担当する時、香港で二回入国拒否されたことがある。
一回目は、2007年6月27日17時40分に、華信AE845番の飛行機に乗り、香港へ行く時である。香港に着いたのは19時30分であり、翌日である28日に、送り返された。
二回目は、2007年6月29日21時15分に、華航CI619番の飛行機に乗り、香港へ行く時である。香港に着いたのは22時30分であり、翌日の午後、送り返された。
近年以来、シンガポールが法輪功の練習者に何回も入国拒否を施行した。
2001年4月27日、シンガポール移民局が法輪功の練習者である李英の永久居住証を取り上げ、熊昌磊と萧邵永の学生証を取り上げた。
2005年6月10日、法輪功の練習者である聂淑文は、シンガポールでの移民に関する法律を違反したため、移民庁に入国拒否され、台湾に送り返した。
2009年10月10日、シンガポールがインドネシア法輪功の練習者であるLimanの入国申請を拒否した。
2010年5月、法輪功練の習者である智恵の入国許可は期限が切れ、シンガポール移民庁に更新を申し込んだが、拒否された。
シンガポールの人口は400万であり、その中には法輪功練習者が1000人いる。シンガポール政府はシンガポールで法輪功を取り締まる法律を公布していなかったが、どうして、法輪功練習者を拒否してきたのか?
シンガポールの法律によると、「他人妨害」、「語彙及び文字で他人に邪魔する」という行為は法律違反と認定されている。
警局の許可がないまま、公共集会を行うのは法律違反であり、非法集会は、三ヶ月の拘禁、5000シンガポールドル(約3164.5ドル)の罰金を科す。「公務妨害」も、三ヶ月の拘禁、5000シンガポールドル(約3164.5ドル)の罰金を科す。
近年以来、シンガポール警察局は、頻繁に法輪功練習者についての苦情が殺到し、法輪功練習者は「公務妨害」、「許可なしに集会」、「許可なしのCDを散らした」及び「侮辱な文字で騒がした」など罪名で、何回も起訴され、懲罰された。
(Kaiwind.com, 2010-08-16)