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フランクフルト多民族文化祭で一番人気がないパレード(写真つき)

2011-02-28 ソース:Kaiwind 作者:王暁鳴

フランクフルト多民族文化祭はフランクフルト市政府が同市に在住している外国人のために開催する文化交流イベントである。このイベントは2003年から毎年行われ(2009年を除き)、今年は第7回にあたる。2010年フランクフルト多民族文化祭は6月26日に同市で行われる際に、私はちょうどそこで観光をしに行った。それで、文化祭のパレードを見物した。

昼12時、文化祭が開幕してから、パレードに参加する人々は同市の金融エリアに近いユダヤ人博物館の前から出発した。各国の在留外国人はみんなそれぞれ行列を組んで、自分の文化を展示した。フランクフルトに在住している300人余りの中国人も自分の行列を作った。地元の中国語学校の50人余りの行列には、一番前のドラマーは金色の「中国結び」をつけている赤色の服を着て、一生懸命に太鼓を叩き、その後の舞踊者はシルクの帯や扇子をもって踊っていた。観客の喝采と拍手を博した。

50数人の中国人学生はピンク色の上海万博のTシャツを着て、カラフルの風船と絹帯をもって、若者の元気さを観客に伝えた。その後は太極道コンフー学校と婦人会の行列である。その中で、もっとも注目されるのは黒いコンフー服、長棒をもっている元気な青少年たち、棍棒の武術ショーは整って、迫力が満載であった。上海万博の白いTシャツを着ている中国系企業の60人余りは上海万博のマスコット、かわいい「海宝」を持って通過した。

東方芸術学校から来た50数名の学生はみんな緑色の長いスカートを着ていて、刺繍をイメージとする伝統舞踊は中国の古典の魅力を観客に伝えた。圧巻の天津芸術団もみんなの注目を集めた。唐の時代の長いスカートを着ている少女4人はおっとりしていて美しく、長袖を徐々に広げ、長袖にあるきれいな牡丹花模様が観客を魅了した。各少数民族の衣服を着ている少女はその後について、リズムにそって踊りを踊った。雑技役者の素晴らしい唐ごまショーも見る人を深く驚嘆させた。中国方陣は見る人の拍手を博し、雰囲気をさらに熱々させた。また、パレードの参加者は小さなプレゼント「中国結び」を見る人に配って、ドイツ人の観客は喜んで受けた。私の周りのドイツの友達はみんな中国方陣は一番いいと評した。

しかし、私も見苦しい場面を目撃した。法輪功が組織した人々もパレードに参加した。でも、見る人はかれらの演出に全然興味がなかった。黄色い服を着ている人はビラをまいていたが、もらいたい人がほとんどいなかった。だれかもらってもすぐゴミ箱に入れた。午後、私は町で観光するときまで、法輪功が配った材料はまだゴミとして扱われ、地面に捨てられていて、通行人に踏まれていて、もともときれいな道を汚れた。

ドイツ人の友達は私にこう教えた。文化祭の組織委員会は法輪功の参加にずっと反感を抱えている。しかし、文化祭はオープンリングな行事であり、応募する人は全員参加できる。それで、組織委員会は仕方がなく毎回法輪功のパレードを最後に出場させる。その人も毎年少なくなる。去年は180人ぐらいいるが、今年の参加人数は70人も満たない。ドイツの友達は、「法輪功のパレードは文化祭の雰囲気を悪くした。一番人気がない行列である。」と語った。

 

 

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