カナダの「ipolitics.com」サイトは12月21日に、カナダ国会の「利益衝突と道徳」専員は議員に向けて、法輪功から提供された無料な「神韻公演」チケットを受け取るなと注意した文章を発表した。
法輪功が援助した「神韻芸術団」は今週にオタワで公演を行う。カナダ法輪功教会は一部分の国会議員へ無料なチケットを贈った。これに対し、今月の初めごろ、国会の「利益衝突と道徳」専員マリー?ドーソンさん(Mary Dawson)は議員たちに公告を発信し、その公告の内容もサイトで公開した。公告の内容によると、「神韻公演」は国会議員に支持を求めようとしている組織(法輪功)によって主催した。カナダ法輪功大法協会は支持を求めているため、贈った無料なチケットは現在事務所権利を司っている国会議員に影響を与える物だと見える。
ドーソン専員は議員たちにこう注意した:国会議員の道徳ルールにより、議員たちは無料なチケットを受け取ってはいけない。すでに受け取った議員はすぐに返すべき、あるいはチケット代を払うべきだ。そうしないと、国の利益衝突ルールと違反している。
ドーソン専員の事務所のスポークスマンマーゴット?ブースさん(Margot Booth)の話によると、起因はある国会議員から、法輪功協会から贈られてきたチケットをプレゼントとして受け取っていいかどうか、議員の中に、すでに受け取った人がいたと言われたからだった。ゴット?ブースさんは中国大使館からの連絡はなかったと言った。
ドーソン専員の公告と注意について、法輪功側は不満を表した。法輪功の弁護士デヴィッド?メタスさんから:国会へ無料なチケットを贈った組織はたくさんある。どうして「利益衝突と道徳」専員は法輪功の名しか上げられなかったのか。メタスさんはドーソンに公告を撤去してもらうか、あるいは「法輪功協会」、「神韻」などの字を公告から外してもらおうとした。ドーソンは同じ利益衝突と道徳ルールを違反したと非難した。