法輪功はよく「悪報」についてのニュースを報じる。大勢の人々は「交通事故に遭わされた」、「ガンにかからされた」、「半身不随させられた」、「死亡させられた」。
2012年8月7日、法輪功のサイトはまたこのような文章を載せた。「湖北武漢市広水街道弁事処党書記李承国が悪報に遭い、死亡した」と報じた(写真1):
(写真1)
凱風網記者は李承国「死亡させられた」事件を調べた。結果は驚くに値するのだ。
一、湖北武漢には「広水街道弁事処」という行政機構がない。当然、「李承国」という人もいない。
二、湖北省内には「広水街道弁事処」というところがある。この街道弁事処は随州市に属している県級広水市の管轄下にある。党工作委員会書記は確かに李承国だ。現地には法輪功を修練した「祝敏」と「彭興華」がいる。したがって、文章の中の「湖北武漢市広水街道」は「広水市広水街道」のはずだ。法輪功は勘違いをしたようだ。
三、文章は「今年の6月20日李承国は広水107国道で対面の車を避けるために、車が転覆した。ほかの人が重傷を負うことがなかった。李承国一人だけ死亡した。」
しかし、事実は:
「広水街道弁事処」のサイトによると、李承国はいまでも党委員会書記だ。李承国はいろんな行事に参加したニュース(6月20日後)がサイトで載せている。(写真2)
(写真2)
--6月29日、李承国は随州市政府のオフィシャルサイト楚北網の取材に応じた。(写真3)
(写真3)