地下鉄サリン事件 21 周年で日本住民がデモ行進をして教団の解散を訴えました。(图)
地下鉄サリン事件から21年になる20日、オウム真理教から名前を変えた「アレフ」の最大の活動拠点がある東京?足立区で、住民がデモ行進をして教団の解散を訴えました。
20日のデモ行進にはおよそ180人が参加しました。
足立区によりますと、オウム真理教から名前を変えた「アレフ」は6年前から足立区入谷にある4階建てのビルを教団の施設としていて、およそ50人の信者が生活する最大の活動拠点となっているということです。
住民たちは施設の周辺を「オウム断固反対」と書かれた旗を持ち、「安全に暮らせる街を返せ」などと声を上げながら歩きました。そして、施設の前で「われわれは、あなた方の集団が解散するまで断固として闘い抜く覚悟だ」などと書かれた抗議文を読み上げ、ポストに投かんしていました。
アレフに対しては、「無差別大量殺人行為に及ぶ危険性がある」として、団体規制法に基づき、定期的な活動実態の報告などを義務づける観察処分が適用されています。
住民グループの齋藤洋一会長は「アレフがいるということだけで、地域住民の恐怖感と不安感は拭えない。一日も早く解散するよう活動を続けていきます」と話していました。
http://www3.nhk.or.jpews/html/20160320/k10010450241000.html