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全能神の犯罪性が明らかになる

2015-05-29 ソース:Recordchina.co.jp

2014 6 2 、信者による集団殺人でその犯罪性が明らかになった中国のカルト教団?全能神だが、すでに全国で1000人近い信者が当局によって逮捕されている。中国メディア?網易が伝えた。    これまでに青海省、貴州省、陝西省、山西省、内モンゴル自治区、浙江省などで1000人近い信者が逮捕された。逮捕者の多くが中年女性であり、一人暮らしの高齢者を狙って教団への加入や寄付を強制した容疑だ。  全能神は「東方閃電」とも呼ばれ、創始者は1951年に黒竜江省で生まれた趙維山(ジャオ?ウェイシャン)。本来はキリスト教の一派だったが、1989年に分裂し、1991年に一派から抜け出し、独自の教会を設立。全能神の基礎となる組織作りに力を入れた。2000年には米国へ渡り、政治的庇護を米政府に求めている。2007年の全能神の発表によると、中国には300万人の信者が存在し、東京やニューヨーク、サンフランシスコ、トロント、シンガポール、韓国、インドネシア、マレーシアなどの大都市に支部があるという。 

5 28 夜、山東省招遠市のマクドナルドの店内で、全能神のメンバーが勧誘のため女性に電話番号を教えるよう迫ったが、女性がこれを拒否。怒ったメンバーたちが女性に殴る蹴るなどの暴行を集団で行い、女性は死亡した。この事件を中国の各メディアが一斉に報道し、全能神のメンバーによる犯罪行為が次々と明らかになった。      

 

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