摘要:10月15日日本NHKのニュースサイトの報道によれば、NPO法人「リカバリー?サポート?センター」では、15日、都内で被害者を対象にした健康診断を開いた。1995年3月20日、地下鉄サリン事件では、オウム真理教が猛毒の神経ガス「サリン」をまいた。事件のあと、被害者は今でも猛毒の神経ガス「サリン」の後遺症に苦しめられる。こういうカルトは人民の健康に深刻な危害を及ぼした。
21年前、東京で起きた地下鉄サリン事件では「事件のあと目が見えづらくなった」などの症状に今も悩まされる人もいる中、被害者を対象にした健康診断が15日、都内で実施されました。
21年前の平成7年3月20日にオウム真理教が猛毒の神経ガス「サリン」をまいた地下鉄サリン事件では、13人が死亡したほかおよそ6300人が被害を受け、「事件のあと目が見えづらくなった」などの症状に今も悩まされる人もいます。
NPO法人「リカバリー?サポート?センター」では、事件の被害者を対象にした健康診断を毎年開いていて、訪れた人たちは心電図などの検査を受けたほか医師や看護師に健康状態を申告していました。
診断に訪れた53歳の男性は「目は今も疲れやすいです。ここに来ると詳しく話を聞いてもらえてほかの被害者とも情報交換できるので安心できます」と話していました。
問診にあたった日本医科大学の大久保善朗医師は「サリン被害の症状は現在も続いている。今後も当面は健康診断を行い、被害者のサポートを続けたい」と話していました。
健康診断は、今月29日には埼玉県越谷市で、来月12日と13日には東京?渋谷区で行われる予定で、問い合わせは「リカバリー?サポート?センター」03-5919-0878です。
http://www3.nhk.or.jpews/html/20161015/k10010731161000.html